7.92.1 SUBMITのパラメータ
バッチ方式で呼び出すプログラムの名前を指定します。このパラメータは修飾名です。このコマンドでは、プログラム名またはプロセス名(ただし、いずれか一 方)を指定する必要があります。必要に応じて、プログラムが存在するライブラリを指定することもできます。ライブラリ名を指定しない場合は、ライブラリ *LIBLが使用され、バッ チ・ジョブの実行時ライブラリ・リストでプログラムが検索されま す。
移 植性に関する考慮事項 |
既 存のRDMLコードとの互換性を保つため、3GLプログラムの送信は、System iでのみサポートされます。そのため、RDMLフィールドは、3GLプログラムの送信に使用される可能性のあるPARMパラメータでのみサポートされま す。 現 在のバージョンのVisual LANSAではサポートされていませんが、将来的なリリースでサポートされる予定です。Visual LANSAで使用すると、ビルド警告が生成され、実行時にエラーが発生します。この機能を使用するコードは、この環境で実行されないように条件付けするこ とができます。 |
呼び出すLANSAプロセスまたはフォームの名前を指定します。PGMパラメータまたはPROCESSパラメータのいずれか一方を指定してください。両方 指定することはできません。
移 植性に関する考慮事項 |
フォー ムは、Windowsでのみ実行できます。 |
任意で、バッチ方式で呼び出すよう指定したプロセス内のファンクションを指定します。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値*FIRSTが使用さ れます。この場合、指定したプロセスに関連付けられた最初のファンクション(アルファベット順)が呼び出されます。
PROCESSパラメータでフォームを指定する場合、この値は*FORMでなければなりません。
任意で、バッチ・プログラムまたはプロセスに渡すパラメータのリストを定義します。パラメータの数およびタイプは、プログラムまたはプロセスで要求される ものと一致していなければなりません。これはLANSAで検査されません。
パラメータとして、英数字リテラル、数値リテラル、フィールド名、拡張可能グループ式、システム変数、またはプロセス・パラメータを指定できます。呼び出 されたプログラムまたはプロセスに渡すパラメータは、タイプおよび長さの属性がLANSAの定義と同じでなければなりません。
数値パラメータをプロセスに渡す場合、必ずパック10進数形式でなければなりません。ただし、RPGやCOBOLなど他の言語で作成されたユーザー・アプ リケーション・プログラムの場合は、この規則が必ずしも適用されるわけではありません。
プロセスにパラメータを渡すことはお勧めしません。代わりに、交換リストを使用した方が、情報を柔軟にバッチ・プロセスに渡すことができます。交換リスト と交換リスト処理の詳細については、このコマンドのEXCHANGEパラメータと、EXCHANGEコマンドのセクションを参照してください。
移 植性に関する考慮事項 |
現 在のリリースのVisual LANSAではサポートされていません。また、今後もサポートされる予定はありません。 |
任意で、バッチ・ファンクションとの間で値を交換するフィールドの名前、または交換する値が保持されているフィールドを定義するグループの名前を指定しま す。
このパラメータでのフィールド名およびグループ名の指定方法に関する詳細については、「フィールド・グループお よび拡張可能なグループ」を参照してください。ファンクション間での情 報の交換方法に関する詳細については、EXCHANGEコ マンドのセクションを参照してください。
EXCHANGEパラメータは、プロセス/ファンクション/フォームをバッチに送信する場合のみ有効です。プログラムをバッチに送信する場合は無視されま す。
このコマンドのEXCHANGEパラメータは、利便性を高める目的で用意されているものです。SUBMITコマンドの前に1つ以上のEXCHANGEコマ ンドを使用しても同じ結果が得られます。例えば、以下のようにSUBMITコマンドを指定したとします。
SUBMIT PROCESS(PROC01) FUNCTION(FUN1) EXCHANGE(#A #B #C #D)
これは、機能的に以下の例と同じです。
EXCHANGE FIELDS(#A #B #C #D)
SUBMIT PROCESS(PROC01) FUNCTION(FUN1)
これは、機能的に以下の例と同じです。
EXCHANGE FIELDS(#A)
EXCHANGE FIELDS(#B)
EXCHANGE FIELDS(#C)
EXCHANGE FIELDS(#D)
SUBMIT PROCESS(PROC01) FUNCTION(FUN1)
SUBMITコマンドの実行完了後、交換リストのすべての項目がクリアされるこ とに注意してください。
任意で、バッチ・ジョブの送信時に、そのバッチ・ジョブに付ける名前を指定します。指定する名前は、IBM i命名規則に従っていなければなりません。LANSAの命名規則については、『LANSAアプリケーション設 計ガイド』を 参照してください。
このパラメータを指定しない場合、デフォルト値*PGMPROが使用されます。この場合、送信されるジョブには、PGMパラメータで指定したプログラムま たはPROCESSパラメータで指定したプロセス/フォームと同じ名前が付けられます。
ジョブをバッチに送信する際に使用するジョブ記述(および任意でライブラリ)の名前を指定します。
IBM iでジョブを送信する場合、ジョブ記述は必ず必要です。ジョブ記述およびその使用方法の詳細は、このガイドの範囲外です。ジョブ記述の詳細については、 IBM提供の該当のマニュアルを参照してください。
このパラメータは修飾名です。使用するジョブ記述の名前を指定します。必要に応じて、ジョブ記述が存在するライブラリを指定することもできます。ライブラ リ名を指定しない場合は、ライブラリ*LIBLが使用されます。この場合、このジョブ(すなわち、SUBMITコマンドを実行しているジョブ)の実行時ラ イブラリ・リストでジョブ記述が検索されます。
このパラメータを指定しない場合、デフォルト値QBATCH.*LIBLが使用されます。この場合、このジョブのライブラリ・リストでQBATCHという ジョブ記述が検索されます。
特別な値*USRPRFを指定した場合、送信されたジョブの実行ユーザーのユーザー・プロファイルに関連付けられたジョブ記述が使用されます。通常、送信 されたジョブは、ジョブを送信したユーザーのユーザー・プロファイルで実行されます。
移 植性に関する考慮事項 |
「IBM i ジョブ待ち行列エミュレーション」を 参照してください。 |
バッチ・ジョブを配置する先のジョブ待ち行列(および任意でライブラリ)の名前を指定します。
IBM iで送信されるすべてのバッチ・ジョブは、1つのジョブ待ち行列に配置されなければなりません。ジョブ待ち行列およびその使用方法の詳細は、このガイドの 範囲外です。ジョブ待ち行列の詳細については、IBM提供の該当のマニュアルを参照してください。
このパラメータは修飾名です。使用するジョブ待ち行列の名前を指定します。必要に応じて、ジョブ待ち行列が存在するライブラリを指定することもできます。 ライブラリ名を指定しない場合は、ライブラリ*LIBLが使用されます。この場合、このジョブ(すなわち、SUBMITコマンドを実行しているジョブ)の 実行時ライブラリ・リストでジョブ待ち行列が検索されます。
このパラメータを指定しない場合、デフォルト値*JOBDが使用されます。この場合、JOBDパラメータで指定したジョブ記述に関連付けられたジョブ待ち 行列が使用されます。
移 植性に関する考慮事項 |
「IBM i ジョブ待ち行 列エミュレーション」を 参照してください。 |
バッチ・ジョブの出力を配置する出力待ち行列(および任意でライブラリ)の名前を指定します。
IBM iで送信されるすべてのバッチ・ジョブには、出力待ち行列が関連付けられていなければなりません。出力待ち行列およびその使用方法の詳細は、このガイドの 範囲外です。出力待ち行列の詳細については、IBM提供の該当のマニュアルを参照してください。
このパラメータは修飾名です。使用する出力待ち行列の名前を指定します。必要に応じて、出力待ち行列が存在するライブラリを指定することもできます。ライ ブラリ名を指定しない場合は、ライブラリ*LIBLが使用されます。この場合、このジョブ(すなわち、SUBMITコマンドを実行しているジョブ)の実行 時ライブラリ・リストで出力待ち行列が検索されます。
このパラメータを指定しない場合、デフォルト値*JOBDが使用されます。この場合、JOBDパラメータで指定したジョブ記述に関連付けられた出力待ち行 列が使用されます。
特別なパラメータ値*CURRENT、*USRPRF、および*DEVの使用方法の詳細については、IBM提供の該当のマニュアルを参照してください。
移 植性に関する考慮事項 |
SET_SESSION_VALUE組 み込み関数のセクションを参照してください。 |