SQL Null処理

LANSA

SQL Null処理


SQL Nullのサポートは、主に他のファイルの統合のために導入されました。

SQL Nullとは、つまりデータが不明であるということです。例えば、#BirthDateフィールドはPerson(ユーザー)ファイルからのレコードの読み込みで、そのユーザーの生年月日がないことを示して、SQL Nullになる場合があります。SQL Nullのサポートがない場合は、唯一の代替手段は現実にありえない0001-01-01などの日付を設定することです。

「*SQLNULLキーワード」「組み込みプロパティ.IsSqlNull」「組み込みメソッド.AsValue」などのSQL Null機能を活用するには、フィールドに「ASQN (Allow SQL Nulls: SQL Nullを許可)属性」を設定する必要があります。

SQL Nullを許可されたフィールドは、実行時には実際の値を持つか、またはSQL Nullです。SQL Nullを許可された各フィールドは、これらのフィールドがSQL Nullで、これらの動作が関数オプション*STRICT_NULL_ASSIGNが指定されているかどうかにも依存している場合には、実行時に異なる動作をする可能性があります。詳細については、「SQL Nullが可能なフィールドの割り当て、条件、式」を参照してください。

他のファイルを操作する際、SQL Nullフィールドに対する動作は列のデータベース定義がLANSA定義と異なっている場合は、Insert(挿入)とUpdate(更新)で異なる場合があります。詳細については、「UPDATEについてのコメント/警告」を参照してください。

Ýフィールド・タイプについて