7.18.2 DEF_BREAKについてのコメント/警告

LANSA

7.18.2 DEF_BREAKについてのコメント/警告


·         DEF_BREAKコマンドでフィールドまたはテキストに特定の行属性を割り当てるときは、使用される行番号が、印刷行の先頭からの「オフセット数」になることに注意してください。すなわち、フィールドに対して*L001を指定しても、このフィールドがレポートの1行目に印刷されるわけではありません。実際には、DEF_BREAKコマンドを構成するフィールドの「グループ」の1行目に印刷されます。

·         DEF_BREAKコマンドのFIELDS/TRIGGER_BYパラメータで拡張可能なグループ式を使用している場合に、レポート設計機能でレイアウトを変更すると、LANSAにより、その式が実際のフィールドに置き換えられます。LANSAは、この方法によってのみ、フィールドが属しているグループに関係なく、個々のフィールドに属性を割り当てることができます。

·         後置型ブレークは、実際には、ファンクションによって処理されるデータより「遅れます」。例えば、以下のような後置型ブレーク定義が印刷のために「トリガー」されるとします。

DEF_BREAK NAME(#REGTOT) FIELDS(#REGION #REGVAL) TRIGGER_BY(#REGION)
 

この場合、フィールド#REGIONおよび#REGVALの現行の内容が印刷されるわけではなく、実際には、「以前の」#REGION値と「以前の」#REGVAL値を保持する2つの「内部」フィールドの内容が印刷されます。この機能により、LANSAでの「ブレーク」集計の処理が非常に単純かつ高速になります。