9.118 GET_PROPERTIES

LANSA

9.118 GET_PROPERTIES


Þ 注:組み込み関数の規則

1つのLANSAオブジェクトのバージョンの詳細を戻します。

各製品の対応

LANSA/AD

未対応 

Visual LANSA for Windows

使用可

Visual LANSA for Linux

使用可

引数

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

A

必須

オブジェクト名

ここで入力する名前のフォーマットに関しては、オブジェクト名のタイプを参照してください。

1

20

 

 

2

A

任意

オブジェクト名のタイプ

F = フル(これがデフォルト)。フル・ライブラリ名が指定されたことを表す。例:Linuxの場合、オブジェクトlp_dpbのオブジェクト名は"liblp_dpb.so"

P = 一部。ベース・ライブラリ名だけが指定されたことを表す。プラットフォーム固有のデータを追加する必要がある。例:オブジェクト名の"X_PDF"は、Windowsの場合は"X_PDF.DLL"に変換され、Linuxの場合は"libx_pdf.so"に変換される

1

1

 

 

3

A

任意

区画またはシステム・オブジェクト

P = 区画(これがデフォルト)。オブジェクトは処理される区画の実行ディレクトリで検索される。例:

C:\X_WIN95\X_LANSA\X_DEM\EXECUTE

S = システム。オブジェクトはシステム実行ディレクトリで検索される。例:

C:\X_WIN95\X_LANSA\EXECUTE

1

1

 

 

戻り値

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

L

必須

オブジェクトのIDリスト

開始 - 終了 説明

1 - 2 ID
3 - 4 オプション番号
5 - 44 データ

後述の値参照

44

44

 

 

2

A

必須

戻りコード

OK = リストが戻された。エラーなし

NR = リストは空で戻された。通常、この値は非LANSAオブジェクトが照会されたか、または情報が利用できる前にLANSAオブジェクトが生成されたかのいずれかにより戻される

ER = リスト取得中にエラーが発生した

2

2

 

 

注: ID、オプション番号、ビルド番号(以下のデータ説明参照)は、ゼロ埋め込みと右寄せ処理がされています。

ID番号

    00 = オブジェクト・タイプ

    01 = オブジェクト名

    02 = オブジェクト拡張子

    03 = DLL名

    04 = ビルド日付

    05 = ビルド時刻

    06 = サポート・コンポーネント

    07 = コレクション名

    08 = Visual LANSA内部ID

オプション番号

ID番号が08の場合に以下が適用されます。

    00 = ビルド番号

    01 = リリース番号

    02 = ビルド日付

    03 = 著作権日付

データ

オブジェクト・タイプ:

FD = ファイル
PF = ファンクション
PD = プロセス
DF = コンポーネント
XX = LANSA内部オブジェクト

オブジェクト名

オブジェクト拡張子

 

DLL名

 

ビルド日付 *

mmm dd yyyy

ビルド時刻 *

hh:mm:ss

コンポーネント・サポート

Y = コンポーネントをサポートする
N = コンポーネントをサポートしない

ファンクションでは使われません。

コレクション名

この名前はライブラリ名と同じです。ただし、ライブラリ名が長い場合は切り捨てられます。例:LANSAデモ・システムのファイルの場合、値はXDEMOLIBになります。

ファンクションでは使われません。

Visual LANSA内部オプション番号

00 = ビルド番号
01 = リリース番号
02 = ビルド日付
03 = 著作権日付

* すべての日付と時刻は、オブジェクトが生成されたコンピュータの言語形式で戻されます。したがって、例えばLANSA内部オブジェクトのX_PDF.DLLの場合、このオブジェクトはオーストラリアで生成されたため必ず英語形式の日付が戻されます。一方で、フランスで生成されたオブジェクトのENROL.DLLは、フランス語形式の日付が戻されます。

時刻にタイム・ゾーンの情報は含まれません。したがって、比較目的で時刻を現地時刻に変換することはできません。比較するすべての時刻が同一のタイム・ゾーンで生成されたことが確実な場合だけ、時刻を使って比較することができます。

以下にGET_PROPERTIESの戻り値の例を2つ示します。一方はファンクションの戻り値で、もう一方はファイルです。

ID番号

オプション番号

ファンクション例

ファイル例

00

スペース

PF

FD

01

スペース

ENROL

LX_F02

02

スペース

PSLSYS

LX_DTA

03

スペース

ENROL

LX_F02

04

スペース

Oct 12 2001

Jul 16 1999

05

スペース

12:53:40

15:15:07

06

スペース

スペース。ファンクションには適用されません。

Y

07

スペース

スペース。ファンクションには適用されません。

LX_DTA

08

01

9.1

7.8

08

02

0000002208

0000000000

08

03

Oct 12 2001

Jun 24 1999

08

04

1993-2001

1993-1999