1.1.5 Char

LANSA

1.1.5 Char


Charは固定長 の文字フィールドで、長さが1桁から65,535桁までのフィールドです(この数字はバイト数であり文字数ではありません)。256桁以下のChar フィールドであれば、既存のAlphaフィールドと同等です。

Charフィールドは、英数字データ(SBCS、SBCSとDBCSの混合、またDBCSのみのいずれか)を保管します。Charは文字列に分類されま す。

データベース・タイプによって、Charで末尾ブランクが意味のあるものとして扱われる場合と、そうでない場合があります。末尾ブランクが不要の場合は、 Stringフィールドを使用してください。

一般的な事柄については、「フィー ルド・タイプについて」を参照してください。

フィールド定義の規則

Charフィールドをリポジトリに定義するときの規則は以下のとおりです。

長 さ

Char は、1から65,535桁の長さにすることができます。Charには小数部はありません。

有 効なキーボード・シフト

ブ ランク、O、E、J、ま たはW

許 容される属性

AB、 ASQN、CS、DDNN、FE、FUNC、FUNU、FUNX、JNMC、JNMU、JNMX、JNRC、JNRU、JNRX、LC、ND、PROC、 PROU、PROX、RA、RB、RL、RLTB、SREV、SUNI、USRC、USRU、USRX

編 集オプション

不 可

デ フォルト

*NULL

 

使用規則

区 画タイプ

RDMLX使用可能区画

ファ イル

Char はRDMLXファイルでのみ使用することができます。Charは実フィールドまたはキー・フィールドとして使用することができます。キーとして使用する場 合、長さは4,000バイトを超えてはいけません。

論 理ビュー

Char はキー・フィールドとして使用することができます。キーとして使用する場合、長さは4,000バイトより少なくする必要があります。

仮 想フィールド

Char は、コード・フラグメンント仮想フィールドで使用することができます。

事 前結合フィールド

Char は検索事前結合フィールドに使用することができます。

RDML コマンド

DEF_HEAD、 DEF_FOOT、DEF_BREAK、およびDEF_LINEは、RDMLフィールドのみ、印刷をサポートします。そのため、レポートに使用するには、 CharフィールドをAlphaに変換する必要があります。

組 み込み関数

Char を組み込み関数で使用する場合、有効な引数のタイプは「A」です。

特 殊値

*NULL、 *NAVAIL、*REMEMBERED_VALUE

変 換

「フィールド・タイプ変換」を 参照してください。

使用に関する注意事項

·         作 業フィールドはTYPE(*CHAR)で定義されます。フィールド長が256桁以下の場合はAlphaフィールドと同様に動作します。

·         Stringま たはCharタ イプで長さが256桁以下のフィールドは、Alphaタイプのフィールドが使用できる場所であれば概ねどこでも使用できます。

プラットフォームについて

·         プ ラットフォーム別の考慮事項については、「フィールド・タイプについて」を 参照してください。

ヒントとテクニック

·         固 定長の文字フィールドで長さが256桁以下の場合、Alphaフィールドを使用します。

·         後 続のブランクを意味あるものとして扱う場合は、Stringフィールドを使用します。

さらに、次のトピックも参照してください。

Alpha

String

Nchar

Ýフィールド・タイプ