16 4 5 ネットワーク経由のジョブ投入

LANSA

16.4.5 ネットワーク経由のジョブ投入

X_JOBQ.DATファイルが次のような設定の場合:

       jobq=qbatch=c:\jobqs\qbatch 

       jobq=qbnetw=s:\work\jobqs\qbatchn

cが現在のPCのローカル・ハード・ドライブで、sが共有ネットワーク・ドライブの場合、この機能がどのように拡張されジョブがネットワーク全体に投入されるか、ひと目で分かります。

現在のPCがSTART x_run PROC=*STRJOBQ QNAM=QBATCHを実行し、ネットワーク・ファイル・サーバーPCがSTART x_run PROC=*STRJOBQ QNAM=QBNETWを実行した場合、ローカルPCのユーザーは、いつでもジョブをローカルに投入する (QBATCH待ちに追加する)か、または実行するためにネットワーク・ファイル・サーバーに投入する (QBNETW待ちに追加する)か選択できます。

理想的には、投入するPCとモニタリングするPCは、同じオペレーティング・システムと同じコードページ・セットを使用している必要があります。このガイドラインが守られない場合、言語に依存した文字列の交換が複雑になる場合があります。

投入するPCとモニタリングするPCが異なるオペレーティングシステムおよび/またはコードページ・セットを使う場合、(どんな形であってもけっして)言語に依存した文字列を含む情報を交換するアプリケーションを設計しないようにしてください。

投入するPCと受け取るPCが、区画定義、サポートされる言語、小数点、日付の形式などにおいて同じシステム構成を使用することが、この実装の要件です。

通常このような実装において、ローカルPCとネットワーク・ファイル・サーバーPCは、共通のデータベースにアクセスできる状態にあります。