14.15 @@RTV_RELNコマンド
@@RTV_RELNコマンドは、指定されたファイル番号のリレーション(アクセス経路のキー・フィールド)を取得して、要求されたリストに追加するために使用します。これにより、このファイルと、直接上位にあるファイルとの「関係」が定義されます。これは、一次ファイルを除くすべてのファイルに適用されます。
返される値は、OF_FILEパラメータで指定されたファイルではなく、実際には「親」ファイルまたは「結合」ファイルのものであることに注意してください。
指定するファイルは、@@GET_FILSコマンドで選択済みでなければなりません。また、リストは、@@CLR_LSTコマンドで定義/クリアされていなければなりません。
必須/省略可
@@RTV_RELN ----- OF_FILE ----- 番号 ------------------------>
索引
>---- INTO_LST ---- 番号 ------------------------|
索引
パラメータ
リレーション(アクセス経路のキー・フィールド)の取得対象のファイル番号を指定します。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。ファイル番号は、@@GET_FILSコマンドで選択済みでなければなりません。
フィールドの追加先のリスト番号を指定します。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。リスト番号は、@@CLR_LSTコマンドで定義済みでなければなりません。
例
以下は、@@RTV_RELNコマンドの例です。
例1:ファイル2のリレーションを取得して、リスト2に追加します。
@@CLR_LST NUMBER(2)
@@RTV_RELN OF_FILE(2) INTO_LST(2)
例2:ファイル"CF"のリレーションを取得してリスト3に追加し、これを使用して関連レコードをファイル"CF"から取得(FETCH)します。
@@CLR_LST NUMBER(3)
@@RTV_RELN OF_FILE(CF) INTO_LST(3)
FETCH FIELDS(#PANELDATA) FROM_FILE(@@FNAMECF) WITH_KEY(@@LST03)