[アクセスパス]

LANSA

[アクセスパス]


必須

この論理ビューまたは論理ファイルに関連付けられたIBM iデータベースのアクセス・パスの保守に使用する方法を指定します。

ファイル内の情報を特定の順序に並べるために論理ビューを作成すると、IBM iデータベースによってアクセス・パスが作成されます。

アクセス・パスは、基本的に特殊な構造で配列された論理ファイルの「キー・フィールド」で、以下の処理を可能にします。

·         論 理ファイルのキーのみを使用したファイルの個々のレコードへの非常に高速なアクセス

·         事 前のファイル・レコードのソートが不要な、論理ファイルのキー順でのレコードの処理

作成された論理ビューまたは論理ファイルごとに、アクセス・パスが存在します。ファイルのレコードが追加、削除、または更新されるごとに、オペレーティン グ・システムはこのファイルに対するアクセス・パスのすべてを更新する必要があります。これを行うために、オペレーティング・システムはコンピュータの時 間と利用可能な処理サイクルの主要な部分をフルに使用する必要があります。このため、当然システムのパフォーマンスは低下します。そして保守するアクセ ス・パスが増加するほど、システムの実行速度は遅くなります。

デフォルト:IMMED

ルール

使用できる値は以下のとおりです。

IMMED

ア クセス・パスは即座に保守されます(つまり、レコードが追加、更新、またはファイルから削除される度に)。このオプションが最も一般的に使用されていま す。論理ファイルが対話型環境で使用される場合は、必ずIMMEDを指定してください。

DELAY

論 理ファイルを使用する場合にのみ、アクセス・パスが保守されます。このタイプのアクセス・パスは、ユーザーが論理ファイルの使用を要求するまで休止してい て、オペレーティング・システムも保守しません。したがって、実際に論理ファイルが要求されるまで、オペレーティング・システムには全く負荷はかかりませ ん。通常、このオプションを使用する論理ビューは、非常に低い頻度で特定のファイルを指定順に「ソート」するといった目的でのみ使用されます。

プラットフォームについて

·         IBM i:このファイル属性は、IBM iのデータベースのみに適用されます。

ヒントとテクニック

·         論 理ファイルが対話型環境で使用される場合は、IMMEDを選択してください。

·        Ý論理ビューの定義