8.7.1 DEFINE_PTYのパラメータ

LANSA

8.7.1 DEFINE_PTYのパラメータ


NAME

SET

GET

DESC

ACCESS

HELP

NAME

NAMEは、プロパティの固有の名前です。名前は、最大20文字まで指定することができます。

SET

SETは、オーナー・コンポーネントがこのプロパティの値を設定する際の処理について指定します。

*NONE

オーナー・コンポーネントはこのプロパティの値を設定できないことを示します。

*AUTOとコンポーネント名

オーナー・コンポーネントはこのプロパティの値を設定できることを示します。このプロパティに渡される値は、このパラメータで指定されたコンポーネントに自動的に割り当てられます。

*REFERENCE #variable

変数で定義されるコンポーネントに参照を設定します。変数は*DYNAMICに定義する必要があります。

プロパティ・ルーチン

オーナー・コンポーネントはプロパティ・ルーチンを使用してプロパティの値を設定できることを示します。ルーチンは、プロパティを所有するフォームでPTYROUTINEコマンドを使用して指定します。

このオプションは、戻される値を派生あるいはフォーマットする必要がある場合にのみ使用されます。

GET

GETは、オーナー・コンポーネントがこのプロパティの値を取得する際の処理について指定します。

*NONE

他のコンポーネントはこのプロパティの値に対するクエリーを実行できないことを示します。

*AUTOとコンポーネント名

このパラメータで指定されたコンポーネントの現在の値は、情報に対するクエリーを実行しているコンポーネントに戻されることを示します。

*REFERENCE #variable

変数で定義されるコンポーネントに参照を戻します。変数は*DYNAMICに定義する必要があります。

*COLLECTION #CollectionVariable

#CollectionVariableに指定したコレクションに読み取り専用の参照を返します。

これらの各種プロパティを使用してコレクションにアクセスし、コレクションのコンテンツ間を検索およびループすることができます。このプロパティでは、コレクションのコンテンツを変更することはできません。

プロパティ・ルーチン

プロパティ・ルーチンによって値が決定されることを示します。ルーチンは、PTYROUTINEコマンドを使用してコンポーネント内に指定する必要があります。

このオプションは、戻される値を派生あるいはフォーマットする必要がある場合にのみ使用されます。

DESC

DESCパラメータを使用してプロパティの内容を短く記述します。40文字が最長です。

ACCESS

このパラメータは、リストの*PUBLIC*PROTECT*PRIVATEのいずれかのオプションをサポートします。

HELP

HELPパラメータを使用して、プロパティに関する長い記述を指定します。ヘルプ・テキストは、ヘルプメニューの機能オプションを使用して表示することができます。250文字が最長です。