1.1.15 Varbinary
Varbinaryは可変長のバイナリー・フィールドで、最大長が1桁から32,767桁までのフィールドです。
Varbinaryフィールドはバイナリー・データの保管に使用されます。このデータはコードページ変換に制約されません。
一般的な事柄については、「フィールド・タイプについて」を参照してください。
フィールド定義の規則
Varbinaryフィールドをリポジトリに定義するときの規則は以下のとおりです。
長さ |
Varbinaryフィールドは、1から32,767桁の長さにすることができます。 Varbinaryフィールドには小数部はありません。 |
有効なキーボード・シフト |
ブランク |
許容される属性 |
AB、ASQN、CS、FE、ND、RA、RL、RLTB |
編集オプション |
不可 |
デフォルト |
*SQLNULL。デフォルトでASQNが有効になります。 |
フィールド定義の注意事項
· Binary とVarbinaryは、データベースへの保管方法以外に違いはありません。
使用規則
区画タイプ |
|
ファイル |
VarbinaryフィールドはRDMLXファイルでのみ使用することができます。 Varbinaryフィールドは実フィールドとして使用することができます。Varbinaryフィールドはキー・フィールドとして使用することはできません。 |
論理ビュー |
Varbinaryフィールドはキー・フィールドとして使用することはできません。 |
仮想フィールド |
Varbinaryフィールドは、コード・フラグメントによる仮想フィールドで使用することができます。 |
事前結合フィールド |
Varbinaryフィールドは検索事前結合フィールドに使用することができます。 |
RDMLコマンド |
DEF_HEAD、DEF_FOOT、DEF_BREAK、およびDEF_LINEは、 Varbinaryタイプ・フィールドの印刷をサポートしません。このVarbinaryフィールドが使用された場合は、FFCエラーが発生します。 VarbinaryフィールドはStringフィールドと同様に処理されます。ただし、 Binary特性の検知が組み込まれている場合は除きます。 |
組込み関数 |
Varbinaryフィールドを組み込み関数で使用する場合、独自のタイプに分類されるので数値または英数字の引数には無効です。 |
特殊値 |
*NULL、*NAVAIL、*REMEMBERED_VALUE |
変換 |
VarbinaryフィールドはCharacterタイプのフィールドに変換することができます。「フィールド・タイプ変換」を参照してください。 |
使用に関する注意事項
· Varbinary フィールドの作業フィールド・タイプはありません。
· 条件に従ってSQLのWHERE句を生成する場合、このフィールド・タイプは*NULLまたは*SQLNULLとしか比較することはできません。他との比較はすべて拒否されます。
プラットフォームについて
· プラットフォーム別の考慮事項については、「フィールド・タイプについて」を参照してください。
さらに、次のトピックも参照してください。