16 4 2 ジョブ待ち行列の開始と停止、保留と保留解除

LANSA

16.4.2 ジョブ待ち行列の開始と停止、保留と保留解除

X_JOBQ.DAT内のエントリーを定義し、ジョブ待ち行列と関連づけられたディレクトリにジョブを投入できるならば、ジョブ待ち行列のモニター開始方法を理解する必要があります。

以下のように標準コマンドを使用するだけで開始することができます。

X_RUN PROC=*STRJOBQ QNAM=QBATCH ... etc ......

以下の例では、QBATCH名でX_JOBQ.DAT内に定義されるジョブ待ち行列のモニターの実行を開始します。

Windows環境では、実際には以下を使用してください。

START X_RUN PROC=*STRJOBQ QNAM=QBATCH ... etc ......

別のプロセスとしてモニターの実行を開始します。

以下を使用してジョブ待ち行列をコントロールし:

X_RUN PROC=*HLDJOBQ QNAM=<queue>

ジョブ待ち行列を保留することができます。

X_RUN PROC=*RLSJOBQ QNAM=<queue>

ジョブ待ち行列を解除することができます。

X_RUN PROC=*ENDJOBQ QNAM=<queue>

ジョブ待ち行列を終了することができます。

指定されたジョブ待ち行列ディレクトリ内のすべてのファイルを消去するだけでジョブ待ち行列を消去できます (モニターがアクティブでない時のみ)。

モニターは、一つのジョブ待ち行列のみモニターできます。

2つ以上のモニターが、同時に同じジョブ待ち行列をモニターすることはできません。

モニターがすでに待ち行列につけられているか確認するには、x_q_lck.sts が関連付けられたディレクトリ内に存在するか確認します。存在する場合には、ジョブ待ち行列モニターがつけられていることを示し、ファイルは現在のモニターのプロセスID (テキストとして) を含みます。さらに、待ち行列は、現在ファイルx_q_sts.sts内にアクティブまたは保留の状態で格納されています。モニターが添付されていなければ、2つの*.stsファイルは存在しません。これは、実際はジョブ待ち行列が停止または終了していることを意味します。