13.1.7 Prompt_Keyの処理
DISPLAY、 REQUEST、POP_UPの3つのコマンドには、PROMPT_KEYと呼ばれるパラメータがあります。このパラメータのデフォルトは以下のように指 定されます。
PROMPT_KEY(*DFT *AUTO)
パラメータの1番目 の値は、プロンプト・キーを有効にするかどうかを示します。指定 可能な値は、*YES、*NO、*DFTです。特殊値の*DFTでは、システム定義データ域DC@A01の477桁目に従って、有効または無効が指示され ます。「システム定義データ 域」の全体レイアウトの詳細については、『LANSA/AD ユーザーガイド』を 参照してください。
2番目の値は、 プロンプト・キーが使われた場合の処理を示します。指定可能な値は、*NEXT(制御を次のRDMLコマンドに渡す)、コマンド・ラベル(制御をラベルに 渡す)、または*AUTO(LANSAが自動でファンクション・キーを処理する)です。
最初の2つの値(*NEXT またはラベル)の場合、プロンプト・キーの処理はRDMLプログ ラムに完全制御されます。したがって、何を処理するかは、完全にプログラマの自由です。
ここで重要なのは、最後の値(*AUTO) です。以下の資料のほとんどで、プロンプト・キーを自動で処理する方法が述べられています。
最終的に、プロンプト・キーに割り当てられる実際のファンクション・キー番号は以下のように設定されます。
· 非SAA/CUAアプリケーションで は、 システム定義データ域の478から479桁目がファンクション・キー番号に割り当てられます。「システ ム定義データ域」の 完全な詳細については、『LANSA/AD ユーザーガイド』を参照してください。
· SAA/CUAアプリケーションで は、 プロンプト・ファンクション・キーに割り当てられた区画レベルの値から、ファンクション・キー番号が割り当てられます。この値の割り当て方法とそのタイミ ングの詳細については、『LANSA/AD ユーザーガイド』の「システム区画の作成また は 変更手順」を参照してください。