9.149 MAIL_ADD_TEXT
この電子メール処理組み込み関数を使用して、現在の電子メールのメッセージ・バッファーにテキストを追加します。
連続的に呼び出して、バッファーの最後までテキストを連結することで、メッセージ・テキストを作成することができます。各呼び出しで、テキストの最後に改行を追加するかどうかを決定することができます。
各製品の対応
LANSA/AD |
使用可 |
|
Visual LANSA for Windows |
使用可 |
この組み込み関数を使用する前に「電子メール組み込み関数に関する注意」を参照してください。 |
Visual LANSA for Linux |
未対応 |
引数
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
必須 |
電子メール・メッセージに追加するテキスト |
1 |
無制限 |
||
2 |
A |
任意 |
テキストの最後に改行を追加する 値: デフォルト:Y |
1 |
1 |
戻り値
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
任意 |
戻りコード OK:アクションが完了した |
2 |
2 |
技術ノート
· メッセージ・バッファーは、MAIL_STARTが呼び出されるとクリアされます。
· テキストの後続のブランクは切り捨てられます。連続呼び出しの間に、途中に改行のないブランクを挿入する必要がある場合は、後の呼び出しの先頭にブランクを追加します。
· MAIL_SEND組み込み関数を使用してメッセージを送信しない限り、電子メール定義の詳細は消えてしまいます。
· エラーが発生した場合、電子メール定義の詳細はすべて破棄されてしまいます。処理を再開するには、MAIL_STARTを新たに呼び出す必要があります。
フィールド・タイプで可能な最大長の詳細については、「フィールド・タイプの考慮事項」を参照してください。
例
以下の例では、この関数だけが掲載されています。MAIL_STARTの例を参照してください。その例では、各種組み込み関数を使用して電子メール・メッセージの詳細をすべて定義した後に電子メール・メッセージを送信しています。
********** COMMENT(Set message Text)
USE BUILTIN(MAIL_ADD_TEXT) WITH_ARGS('Hello,' Y) TO_GET(#LEM_RETC)
DEFINE FIELD(#BIGLINE) TYPE(*CHAR) LENGTH(255) LABEL('Big Text Line') INPUT_ATR(LC)
CHANGE FIELD(#BIGLINE) TO('''I am sending this message just to try out the LANSA Email Built-In Functions.''')
USE BUILTIN(MAIL_ADD_TEXT) WITH_ARGS(#BIGLINE Y) TO_GET(#LEM_RETC)
USE BUILTIN(MAIL_ADD_TEXT) WITH_ARGS('Thank You' N) TO_GET(#LEM_RETC)