17.2 X_RUNコマンド
X_RUNコマンドは、コマンド行またはプログラムアイコンからアプリケーションを実行するのに使用されます。このコマンドは、LANSAの実行環境を開始し、指定されたアプリケーションを実行します。
X_RUNには使われるプラットフォームによって異なる多数の強制およびオプションのパラメータがあります。
例えば、次の X_RUNコマンドは、メニューPSLSYS:を表示するのに使用されます。
X_RUN PROC=PSLSYS PART=DEM LANG=ENG
USER=USERID DBID=LX_LANSA
Linux環境では、この X_RUN コマンドは、EMPLISTレポート関数を使い、プリンター lp0 でレポートを印刷するのに使用されます。
X_RUN PROC=PSLSYS FUNC=EMPLIST PART=DEM LANG=ENG
USER=USERID DBID=LANSA PRTR=lp0
X_RUNコマンドは、以下の場所に格納されています。
- Windows環境では、 x_lansa\executeディレクトリ内
- Linux環境では、LANSAXROOT/x_lansa/binディレクトリ内
X_RUNコマンドには、標準パラメータとより高度な用途のためのパラメータがあります。これらのパラメータは、「17.3 X_RUNパラメータ概要」と「17.4 X_RUN パラメータ詳細」に記述されます。
X_RUNパラメータとその引数は、永久に指定することができます。その方法は、「17.5 X_RUNパラメータの永久指定」に説明されています。
アプリケーション開発者が使用するために設計されているため、X_STARTは、X_RUNパラメータをプロンプトするシンプル・ユーティリティです。
詳細については、「17.1 フロントエンドのX_STARTでX_RUNを実行 」を参照してください。