3.6.7 [オープンデータパスの共用]
対象のファイル(およびこれに関連する任意の論理ビュー)がオープン・データ・パスを共有するオプションで開かれるかどうかを指定します。
この値は、実行時にI/Oモジュール(このためRDMLアプリケーションも)がファイルを開く方法に影響を与えるのみです。外部アプリケーション・プログラムのために、オペレーティング・システムに対して物理ファイルと論理ファイルをSHARE(*YES)またはSHARE(*NO)と実際に定義するには、「CRTPF&CHGPFパラメーター」を参照してください。
デフォルト: NO
警告
· このオプションは、I/Oモジュールおよび*DBOPTIMISEプログラム内で使用される場合のファイルのオープン・データ・パスのオープンに関連しています。
· このオプションは、データベースのファイル属性の作成や変更には関連しません。
プラットフォームについて
· IBM i: このファイル属性は、IBM iのデータベースのみに適用されます。
· IBM i: IBMは、効率的なアプリケーションのための基本的な設計上の考慮事項の1つとして、データ・パスの共用を勧めていますが、LANSAで作成されたファイルのデフォルトは、NO (オープン・データ・パスを共用しない)です。これは、ファイルにアクセスしている(ジョブ内の)すべてのRDMLファンクションが1つのアクティブなI/Oモジュールを共用するため、I/Oモジュールの概念では、オープン・データ・パスを暗黙的にエミュレートしているためです。
· IBM i: 通常は、NO (オープン・データ・パスを共用しない)のオプションを使用してください。ただし、ファイルが、IBMの OPNQRYF(オープン・クエリー・ファイル)コマンドによって動的に作成されたデータの「結合されたレコード様式」としてのみ使用されているという特別な状況の場合は除きます。