9.63 DOM_OPEN_DATABASE
ローカルまたはリモートのDominoサーバー上で、Domino/Notesデータベースをオープンします。
オープンしたデータベースは、アプリケーションを終了する前に、DOM_CLOSE_DATABASE組み込み関数を使用してクローズする必要があります。
各製品の対応
LANSA/AD |
使用可 |
Visual LANSA for Windows |
使用可 |
Visual LANSA for Linux |
未対応 |
引数
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
必須 |
Notesデータベース・ファイル名。注:Notesデータ・ディレクトリを含みます。 ファイルの拡張子が".NSF"の場合、拡張子は省略できます。例:"/NOTES/DATA/ACME.NSF" |
1 |
255 |
||
2* |
A |
任意 |
ネットワーク・ポート名 |
1 |
32 |
||
3* |
A |
任意 |
Dominoサーバー名 |
1 |
255 |
注:リモート・サーバーのディレクトリにアクセスする場合は、引数2*と3*が必要です。
ローカルDominoサーバーのデータベースをオープンする場合は、データベース名だけが必要です。
リモートDominoサーバーのデータベースをオープンする場合は、サーバー名を含めたフル・パス名(DNSに通常登録されているTCP/IPホスト名)が必要な場合があります。組織名、国名コード、Notesデータベース名(例:"SYDNOTES/ACME/AU/NOTES/DATA/ACME.NSF")です。
サーバー名がローカルSystem i サーバーのTCP/IPホスト・テーブルに存在する場合、その名前が使えます。
戻り値
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
必須 |
戻りコード OK = データベースが正常にオープンされた OK = データベースがオープンされなかった |
2 |
2 |
||
2 |
A |
必須 |
データベース・ハンドル |
4 |
4 |
例
次のDomino組み込み関数の例を参照してください。
技術ノート
この組み込み関数はLotus Notesの標準APIであるOSTranslate、NotesInit、OSPathNetConstruct、NSFDbOpenを使用します。この組み込み関数の使用に関するセキュリティと整合性の問題は、すべてLotus Notes APIを現在のプラットフォームで通常に使用したときに発生する問題によるものです。