2.1.6 エラー・メッセージ
メッセージ番号とメッセージ・ファイル、またはメッセージ・テキストのいずれかを指定します。エラー・メッセージ番号とエラー・メッセージ・ファイルまたはエラー・メッセージ・テキストが指定されない場合は、LANSAはエラー・メッセージとしてデフォルトのエラー・メッセージ番号、エラー・メッセージ・ファイル、およびエラー・メッセージ・ライブラリを挿入します。これらのデフォルトのメッセージは汎用的なものであり、エラーの個別の原因についての詳細情報はあまり提供されません。
メッセージ・ファイル
識別対象のメッセージ番号の検索に使用するメッセージ・ファイル名を指定します。
メッセージ番号を使用する場合は、メッセージ・ファイルは必須です。
プラットフォームについて
· System i:エラー・メッセージ・ファイルとエラー・メッセージ番号はI5/OSオペレーティング・システムの固有の部分です。詳細については、IBMの提供する『Control Language Reference Manual』を参照してください。メッセージ・ファイルを含むCLコマンドには、CRTMSGFとADDMSGDがあります。
· System i:iSeriesの画面パネルから直接メッセージの詳細を編集することができます。わかっているメッセージの詳細をすべて入力し、「Work Msgd」(ワーク・メッセージ記述)というラベルのついたファンクション・キーを押します。これにより、指定されたメッセージの詳細をできる限り使用して、I5/OS WRKMSGDコマンドが実行されます。このI5/OSの機能により、メッセージの詳細を作成または編集することができます。WRKMSGDコマンドが完了すると、この画面パネルが前と同じ状態で再表示され、次の処理へ進むことができます。
· 上記の機能、または他のメッセージ・ファイル編集機能を使用して、LANSAメッセージ・ファイルDC@M01内で、ユーザー定義のメッセージを格納したり、搭載されているメッセージを変更したりしないでください。このLANSAメッセージ・ファイルDC@M01は、新規バージョン、またはEPC(Expedited Program Changes:変更されたプログラムの配信)により定期的に更新されます。
エラー・メッセージ番号
表示する識別対象のメッセージ・ファイルのメッセージ番号を指定します。
メッセージ・ファイルを使用する場合は、メッセージ番号は必須です。
エラー・メッセージ・テキスト
直接表示するエラー・メッセージのテキストを指定します。
メッセージの長さは最大80文字まで可能です。
ヒントとテクニック
· メッセージ・テキスト機能を使用する場合、メッセージにはそのメッセージに関連付けられた二次レベルのテキストはありません。
· メッセージでは特殊な置換文字を使用することができます。