7.2.1 ADD_ENTRYのパラメータ

LANSA

7.2.1 ADD_ENTRYのパラメータ


TO_LIST

SET_SELECT

WITH_MODE

AFTER

TO_LIST

新しい項目の追加先リストの名前を指定します。

デフォルト値*FIRSTを指定すると、RDMLプログラムでDEF_LIST (リストの定義)コマンドによって宣言された最初のリストが使用リスト(ブラウズ・リストまたは作業リスト)になります。

リスト名を使用する場合、RDMLプログラム内の他の場所でDEF_LIST (リストの定義)コマンドによってそのリスト名を宣言する必要があります。

SET_SELECT

リストに新しい項目を追加する前に、リスト内に特別な属性*SELECTを持つフィールドがある場合に、そのフィールドをブランクに設定するかどうかを指定します。詳細については、DEF_LISTコマンドを参照してください。

このパラメータは、ブラウズ・リストの処理に対してのみ有効です。作業リストの処理では無視されます。

WITH_MODE

追加項目に設定するモードを指定します。指定するモードにより、SET_MODEコマンド(SET_MODEコマンドを参照)で設定されたモードが上書きされます。

デフォルトは*CURRENTです。この場合、SET_MODEコマンドで設定された現行モードが使用されます。この他、値として*ADD、*CHANGE、*DELETE、および*DISPLAYを指定できます。ユーザー・フィールド名を指定することもできます。この場合、ユーザー・フィールド名は長さ3の英数字で、値が"ADD"、"CHG"、"DLT"、"DIS"のいずれかでなければなりません。

このパラメータは、ブラウズ・リストの処理に対してのみ有効です。作業リストの処理では無視されます。

AFTER

項目を追加するリスト内の位置を指定します。

デフォルト値*ENDを指定すると、項目がリストの末尾に追加されます。ブラウズ・リストに対して指定できる値は*ENDのみです。

もう1つの特別な値*STARTを指定すると、リストの先頭、すなわち現行の最初の項目の前に項目が追加されます。*STARTでは、数値0を指定した場合と同じ結果になります。この値は、作業リストに対してのみ有効です。

数値またはフィールド名を指定すると、指定した番号の項目の後ろに新しい項目が追加されます。0を指定すると、特別な値*STARTを指定した場合と同じ結果になります。0以外は、指定する項目番号が、ADD_ENTRYの実行時にリストに存在していなければなりません。数値またはフィールド名は、作業リストに対してのみ有効です。