9.50 DOM_ADD_ITEM

LANSA

9.50 DOM_ADD_ITEM


Þ 注:組み込み関数の規則

項目名を使用して、オープン・データ・ノートに項目を追加します。項目タイプも指定する必要があります。

サポートされる項目タイプは単純なデータ・タイプのTYPE_TEXT、TYPE_NUMBER、TYPE_TIME、TYPE_TEXT_LISTであり、これらはLANSAの標準データ・タイプであるA(英数字)、P(パック数字)、S(ゾーン数字)に最も近いタイプです。データは必要な項目タイプに変換され、TYPE_TEXT、TYPE_DATE、TYPE_TEXT_LIST項目はEBCDICからLMBCSに変換されます。

新しい項目を作成するには、英数字または数値のいずれかのフィールド値を指定する必要があります。TYPE_TIME項目は、'*CURRENT'という英数字の値を指定することができます。この場合、現在日付と現在時刻が項目に設定されます。また値を設定する場合は日付/時刻の値を正しいフォーマットで指定する必要があります(例:mm/dd/yy hh:mm:ss)。TYPE_TEXT_LIST項目では、テキスト・リスト項目がすでに存在する場合に、既存の項目に値が追加されます。

ドキュメント/データ・ノートは、DOM_UPDATE_DOCUMENT組み込み関数が使用されるまでデータベースへは更新されないので注意してください。

各製品の対応

LANSA/AD

使用可

Visual LANSA for Windows

使用可

Visual LANSA for Linux

未対応 

引数

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

A

必須

ドキュメント/データ・ノート・ハンドル

4

4

 

 

2

A

必須

ドキュメントに追加する項目の名前

1

65

 

 

3

N

必須

ノートの項目タイプ

1 = TYPE_NUMBER

2 = TYPE_TEXT

3 = TYPE_TIME

4 = TYPE_TEXT_LIST

1

7

0

0

4

A

任意

TYPE_TEXT、TYPE_TIME、TYPE_TEXT_LIST項目タイプ用の英数字フィールド
「引数項目4」を参照してください。

1

無制限

 

 

5

N

任意

TYPE_NUMBER項目タイプ用の数値フィールド

1

15

0

9

戻り値

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

A

必須

戻りコード

OK = 項目が正常に追加された

ER = 項目が追加されなかった

2

2

 

 

次のDomino組み込み関数の例を参照してください。

例1:データベースに新規ドキュメントを作成

技術ノート

この組み込み関数は、Lotus Notesの標準APIであるNSFItemSetNumber、NSFItemSetText、ConvertTextToTIMEDATE、NSFItemSetTime、NSFItemAppendTextListを使用します。この組み込み関数の使用に関するセキュリティと整合性の問題は、すべてLotus Notes APIを現在のプラットフォームで通常に使用したときに発生する問題によるものです。

引数項目4

また、この組み込み関数は、LotusのAPIであるOSTranslateを使用して、4番目の引数の値(適用可能な場合)をLMBCSの相当する値に変換します。この値は最大65535バイトまでしか処理できません。したがって、追加項目の長さが65535バイトを超えてはいけません。