8.23.1 WEBROUTINEのパラメータ
NAMEは、WebRoutineの固有の名前です。名前はWAMの中で一意とする必要があります。名前は、最大20文字まで指定することができます。
DESCパラメータを使用してWebRoutineの内容を簡潔に記述します。40文字が最長です。 デフォルトでは、この記述は出力ページに表示されます。
RESPONSEパラメータを使用して、省略値(DEFAULT)の応答タイプ、つまり結果ドキュメントを送信 するタイプ以外の応答タイプを指定できます。
応答タイプは次の通りです。
*DEFAULT: 結果ドキュメントを送信する。 (例えば、XHTMLページなど)
*NONE: ウェブルーチンは何も出力しません。
*JSON: ウェブルーチンのウェブ・マップ(フィールドとリスト)がMIMEタイプのアプリケーションまたはjsonでJSON応答として送信され、UTF-8にエ ンコードされます。
応答変数名: LOB応答の変数名を入力します。詳細はWeb アプリケーション モジュール(WAM)ガイドの「LOB データ・タイプとストリーム・ファイル」を参照してください。
RESPONSE(*JSON)の時のみ有効です。OPTIONSパラメータでは、JSON応答にキャプション
を含むかどうかを指定できます。
*METADATA: JSON応答にフィールド/リスト・キャプションを含みます。
まだ導入されていません。
サービス名はすべてのWAMに固有のものです。つまり、1つのLANSA区画に1つのサービス名だけを使用できます。一旦配布されると、URLにサービス 名と区画キーワード(他のキーワードはなし)を指定するだけで、WEBROUTINEをブラウザーから呼び出すことができます。LANSA for the Webが、構成区画で必ず実行されるように設定されていれば、区画キーワードは省略することができます。
サービス名を使用することで、WAMアプリケーション配布時の柔軟性を高めることができます。例えば、アプリケーションを別の区画、WAM、または WEBROUTINEに再配布するときに、サービスへの外部URL参照を修正する必要はありません。
個々のWEBROUTINEのSessionStatusプロパティ設定を上書きするために使用されます。
これはSessionStatusのデフォルトがアクティブの時に便利で、セッションが作成されない限り、WAMのWEBROUTINEが実行されないよ うにします。この場合、セッションを作成できる、少なくとも1つのWEBROUTINEを最初に実行する必要があります。ONENTRYパラメータ値の *SESSIONSTATUS_NONEを使用して、セッションの妥当性検査およびWEBROUTINEへのセッション・データのロードを無効にすること ができます。
次のいずれかを指定できます。
*SESSIONSTATUS_NONEでは、セッションの妥当性検査は行われず、WEBROUTINEが入ってきたときにセッション・データはロードさ れません。
*SESSIONSTATUS_OF_WAMでは、WAMのSessionStatusプロパティで指定された値が使用されます。
*SESSIONSTATUS_ACTIVEでは、セッションの妥当性検査が有効になります。そしてWEBROUTINEが入ってきたときにセッションが 有効な場合、セッション・データがロードされます。
デフォルトは*SESSIONSTATUS_OF_WAMです。