14.11 @@MRG_LSTSコマンド
@@MRG_LSTSコマンドは、リストに他のリストをマージしてリストを更新するために使用します。また、このリスト内のフィールドに対して属性をマージすることもできます。属性は、フィールドがINTO_LSTに存在していない場合のみマージされます。
必須/省略可
@@MRG_LSTS ---- FROM_LSTS ----- nn --- 属性 ------------>
| | | |
| --- 最大7 ---- |
| |
---------- 最大2 ---------
>--- INTO_LST ------ nn ---------------------------|
パラメータ
リストを作成する基になるリスト番号を指定します。各リストの任意指定の属性では、INTO_LSTにまだ存在していない、FROM_LSTのフィールドにマージする10文字の属性を指定します。フィールドがINTO_LSTにすでに存在している場合、属性はマージされません。これらのリスト番号は、@@RTV_FLDSまたは@@MAK_LSTSコマンドによって事前に作成されている必要があります。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。
リストをマージすることで作成するリストを指定します。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。
例
以下は、@@MRG_LSTSコマンドの例です。
例1:ユーザーが選択した、一次ファイルで更新できないフィールドをフィールドを表示パネル・フィールド・リストにマージします。このとき、フィールドに*OUTPUT属性をマージします。
@@CLR_LST NUMBER(6)
@@MRG_LSTS FROM_LSTS((5 *OUTPUT)) INTO_LST(6)
例2:ファイルのキー・フィールドを表示パネル・フィールド・リストにマージします。このとき、フィールドに*HIDDEN属性をマージします。
@@RTV_KEYS OF_FILE(1) INTO_LST(3)
@@CLR_LST NUMBER(4)
@@MRG_LSTS FROM_LSTS((3 *HIDDEN)) INTO_LST(4)