9.2 開発環境だけの組み込み関数

LANSA

9.2 開発環境だけの組み込み関数


組み込み関数の中 には、開発環境だけでの使用が勧められているものがあります。これらのBIFは特殊BIFとも呼ば れ、開発環境のみのリンクで確認できます。これらのBIFは以下の理由により制限されます。

·         こ の使用にはLANSA開発ライセンスまたはハードウェア・キー(ドングル)が必要な場合があります。例えば、配布環境でLANSAオブジェクトの生成やコ ンパイルを実施しようとする場合、おそらくそのシステムには何らかのライセンスが必要となります。ソフトウェア・キー・ライセンスでは、開発環境だけの BIFはサポートされないので注意してください。

·         純 粋にアプリケーション開発者支援のために作成されたBIFは、必ずしも、あらゆる状況で最高のパフォーマンスを発揮するために最適化されているとは限りま せん。

·         純 粋にアプリケーション開発者支援のために作成されたBIFの中には、Visual LANSA開発環境の一部を使用するものがあります。Visual LANSA開発環境のほとんどは、配布されたVisual LANSA環境で利用することができません。

·         こ のBIFは、リポジトリの詳細にアクセスしたりリポジトリの詳細を更新したりする場合があります。配布されるシステムは、これにより複雑化してしまう場合 があります。BIFがBIFの実行されるシステムに開発データベースがあることを前提とする場合、適切なリポジトリの詳細がアプリケーションと共に配布さ れない場合、また、リポジトリの詳細が後々再配布される時に更新情報が上書きされる場合などです。

注:こ れらの特殊BIFを使用するアプリケーションをWindows上で実行する場合は、そのオブジェクト・ロックが解放されるように、X_RUNの引数 LOCK=Yを指定する必要があります。

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