1.2.13 [鍵盤シフト]
ユーザーがフィールドに入力できる値 を制限するキーボード・シフトを指定します。
注 - V11 SP5以降:
· キー ボード・シフトUは使用できなくなりました。フィールドがUnicodeフィールドかどうかの指定は、新しいフィールド属性SUNIによって行います。
· キー ボード・シフトの設定は、LANSAエディターから変更および保守できます。
有効なキーボード・シフトは「フィールド・タイプ」が基になります。
ルール
使用できる値は以下のとおりです。
キーボード・シフト |
意味 |
許容されるデータ・タイプ |
---|---|---|
A |
英数字シフト |
アルファベット |
ブランク |
|
文字/数字 |
D |
数字のみ。0から9 |
文字/数字 |
I |
入力禁止(キーボード入力禁止) |
文字/数字 |
M |
数値キー |
0から9、プラス記号、マイナス記号、コンマ、ダッシュ記号、スペース、ピリオド |
N |
数値シフト |
文字/数字 |
S |
符号付き数値 |
数値 |
W |
カタカナ(日本のみ) |
アルファベット |
X |
英字のみ |
アルファベット。AからZ、コンマ、ピリオド、ダッシュ記号、スペース |
Y |
数値のみ |
数値 |
追加規則:
· 「参照フィールド」が指定されている場合は入力できません。
ヒントとテクニック
· DBCS オペレーティング・システムでLANSAのDBCS言語を使用する場合、キーボード・シフトのタイプによりIMEモードが設定され、音声体系による DBCS文字の作成ができるようになります。
· キー
ボード・シフトUは、ファンクション内で定義されたフィールドに対して有効ではありません。
すなわち、キーボード・シフトUが指定された元の外部ファイル・フィールドを参照するフィールド定義コマンドでは、SHIFTパラメータに有効な値を指定
する必要があります。ユーザーがSBCSデータのみを入力する場合はSHIFT(*BLANKS)を使用し、それ以外の場合はSHIFTパラメータを他の
適切な値に設定してください。
プラットフォームについて
· IBM i:i5/OSのDBCS、つまりIGCデータ・タイプのJ、E、OがLANSAのAlphaデータ・タイプとして実装されました。それぞれLANSA キーボード・シフトのJ、E、Oに対応します。
J |
アルファベット。DBCSのみで使用されます。 |
E |
アルファベット。すべてのDBCS文字、またはすべてのSBCS文字で使用されます。同一フィー ルド内でDBCSとSBCSの混合は許されません。 |
O |
アルファベット。DBCSとSBCSの混合に使用されます。 |
· IBM i:表示装置ファイル(35桁目)のDDSデータ・タイプ/キーボード・シフトの詳細については、IBMマニュアルの『Data Description Specifications』を参照してください。
さらに、次のトピックも参照してください。