1.5 フィールド・ヘルプ・テキスト
ヘルプ・テキストは、LANSAアプリケーションからヘルプが要求された(HELPキーや同等の要求がされた)時に、ユーザーに表示する情報です。フィールドのヘルプ・テキストはLANSAリポジトリに保管されます。このヘルプ・テキストは自動的に、画面に表示されたフィールドのフィールド・レベル・コンテキスト対応のヘルプ・テキストとして利用できます。ヘルプ・テキストは、区画に指定された各言語で入力することができます。
一般的にヘルプ・テキストには以下のような特性があります。
· 書き方は自由です。内容や書式に、何の制約もありません。
· ヘルプ・テキストは、ヘルプ要求時にユーザーが実行した操作に直接関係します。通常、ユーザーが使用しているプロセスまたはファンクションについての詳細が説明されます。
· ヘルプ・テキストには特殊な「ヘルプ・テキストの拡張&代替値」を含めることもできます。
LANSAはアプリケーションでのヘルプ処理を自動で制御します。LANSAは必要なヘルプの種類(フィールド、コンポーネント、プロセス、またはファンクション)を自動で判別して、関連のヘルプ・テキストを自動で表示します(存在する場合)。
LANSAは、フィールドに関するヘルプ・テキストを、リポジトリとフィールドに含まれる妥当性検査から、動的にかつ適切な言語で作成することができます。この自動フィールド・レベル・ヘルプ・テキスト機能は、全体的、またはフィールド単位で無効にすることができます。また、ユーザー独自のヘルプ・テキストを自動フィールド・レベル・ヘルプ・テキストより優先させることもできます。
さらに、次のトピックも参照してください。
『ユーザーガイド』の「フィールドの[リポジトリ ヘルプ]タブ」
『Visual LANSA開発者ガイド』の「リポジトリに登録するヘルプ・テキストの作成」