PSRR (プライマリ・サーバー・ルート・リポジトリ)
PSRR=Y (省略値) と設定することにより、リポジトリのデータがローカルで取得できない場合、そのデータを取得するために要求がサーバーに送信されることを示します。
PSRR=N と設定すると、この機能をオフにします。
このオプションをオフにするには、以下を推奨します。
- PSRR=N をプロファイル・ファイルに格納する。
または、
- 接続ルーチンにおいて その場.で値を設定するには、USE SET_SESSION_VALUE (PSRR N) コマンドを格納してください。値の設定は、接続を定義して確立する前に行ってください。
サーバーへの接続にDEFINE_XXXXXXXX_SERVER BIFを使う場合、ロック・オブジェクト値はRに設定できます (ルートロック要求、ルート権限要求およびリポジトリ要求のことです)。ルーティング・リポジトリ要求をオフにするには、ロック・オブジェクト値をR以外に設定し、それから 上記の推奨事項の1つを実行してPSPRをNに設定します。
サーバー・リポジトリから自動的に取得できる情報には、メッセージ、区画定義、ヘルプ・テキスト、ヘルプ・インデックス、オブジェクト記述などがあります。
PSRR=Y (または同等のオプション) の使用に関して、以下のことを知っておく必要があります。
- PSRR=Y (または同等のもの) を使用するとより多くのサーバーへのトリップが必要になるため、パフォーマンスに影響を与えます。パフォーマンスを最大限に発揮するには、リポジトリ情報が*.xq* ファイルかローカル・データベース内にあり、ローカルに使用可能である必要があります。
- 自動ヘルプ生成データがローカルに見つからない場合、サーバーから取得されません。
- システム定義および区画言語定義がローカルに見つからない場合、サーバーから取得されません。しかし、この情報は省略値に設定され、処理は継続します。
- サーバー要求はデータがローカルに見つからない場合のみ生成されるため、見つからない情報のみ、アプリケーションの実行時に取得されます。したがって、変更された情報は取得されません。定義が変更された場合、クライアントに再配布される必要があります。
この機能の詳細については、「17.7 .XQ*ファイル」を参照してください。