1.1.8 Signed
Signedフィールドは、精度(有効桁数)とスケール(小数点以下桁数)を持つ厳密な固定小数点数値フィールドです。スケールが0の場合、整数を表します。 Signedフィールドは符号付きの数字(+/-)を格納します。
一般的な事柄については、「フィールド・タイプについて」を参照してください。
フィールド定義の規則
Signedフィールドをリポジトリに定義するときの規則は以下のとおりです。
長さ |
Signedフィールドの最大長は、RDMLX区画で63、RDML区画で30です。小数点以下の最大桁数は、RDMLX区画で63、RDML区画で9です。 |
有効なキーボード・シフト |
ブランク |
許容される属性 |
NULL値は使用できません。 |
編集オプション |
編集オプション(すなわち、編集コードまたは編集語)を使用できます。 |
デフォルト |
0(ゼロ) |
フィールド定義の注意事項
· PackedとSignedは同じタイプのように見えますが、メモリー(およびいくつかのデータベース)に占める記憶域は、大抵の場合、Packedフィールドの方がSignedタイプよりも少なくなります。
使用規則
区画タイプ |
RDML区画およびRDMLX区画 |
ファイル |
RDMLファイルおよびRDMLXファイル。Signedフィールドは実フィールドまたはキーとして使用することができます。 |
論理ビュー |
Signedフィールドは論理ビューのキーとして使用することができます。 |
仮想フィールド |
Signedフィールドは、演算、サブストリング、連結、または日付仮想フィールドで使用することができます。 |
事前結合フィールド |
Signedフィールドは数値の事前結合フィールドに使用することができます。 |
組み込み関数 |
Signedフィールドを組み込み関数で使用する場合、有効な引数のタイプは「N」です。 |
変換 |
「フィールド・タイプ変換」を参照してください。 |
プラットフォームについて
· プラットフォーム別の考慮事項については、「フィールド・タイプについて」を参照してください。
· Oracleおよびサーバーは最大38桁までサポートし、10進数38桁まで可能です。更に大きな定義のフィールドも使用できますが、このフィールドがファイル上にある時は、カラムがより小さなサイズで作成されます。例えば、Packed(63,9)は(38,9)として作成されます。38桁より大きいフィールドをデータベースに書き込もうとすると、エラーになります。
さらに、次のトピックも参照してください。