9.9 BINTOHEX

LANSA

9.9 BINTOHEX


Þ 注:組 み込み関数の規則

ソース・フィールドの内容を、バイナリ形式から、ソース内のバイトあたり2文字ずつで構成される英数字文字列に変換します。

例えば、ソースにABという文字が含まれる場合、戻される英数字文字列は、C1C2(iSeries) 4142(Windows)になります。

各製品の対応

LANSA/AD

使 用可

Visual LANSA for Windows

使 用可

Visual LANSA for Linux

使 用可

 

引数

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

w

必 須

ソー ス:
Visual LANSAに関する注意事項: ソース・フィールドのタイプは、無制限の長さの任意のRDMLXにすることができます。

1

無 制限

 

 

2

N

任 意

変 換されるバイト数。以下の「技術ノート」を参照してください。

1

11

0

0

 

戻り値

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

X

必 須

戻 される文字列
文字は 0〜9、A〜Fです。

2

無 制限

 

 

2

A

任 意

戻 りコード
OK:アクションが完了した
ER:エラーが発生した

2

2

 

 

 

技術ノート

2番目の引数

組み込み関数の動作

0 (デフォルト)

最 初の引数(ソース)の値がNULL終了文字列として扱われます。

ソー ス内の最初のNULLバイトが文字列の終了文字になります。

ソー ス内にNULLバイトがない場合、BIFはフィールド全体を処理します。

処 理対象の文字列の末尾ブランク、復帰(CR)、または改行(LF)は切り捨てられます。
例(Windows):
ソースの値が以下の場合について考えます。

0xC1D4D840C1D4E2E8C4F0F220001F01

こ のBIFで処理される実際の値は以下のとおりです。

0xC1D4D840C1D4E2E8C4F0F2

そ の理由は以下のとおりです。

最 初のNULL( 0x00 )までは入力値のみが読み取られる

そ の後、末尾ブランク(0x20)が切り捨てられる

負 の値

ソー ス・フィールドの値全体が処理されます。切り捨ては行われません。

正 の値、最初の引数フィールドの現行サイズ以下

BIF は、ソース・フィールドから指定数のバイトのみを処理します。ソース値のこの部分に対して切り捨ては行われません。

最 初の引数フィールドの現行サイズを超える値

ER を返します。
変換は行われません。