WPPD (Windows印刷ダイアログ)
アプリケーションのユーザーに、標準のWindowsプリンター・ダイアログを通じていつ、どのようにプリンターの詳細の選択を指示するかを制御します。このパラメータに指定できる値は以下のとおりです。
WPPD=D (省略値)
ユーザーにダイアログは表示されず、省略値のプリンターが使われます。
WPPD=F (初回)
ユーザーには、初回に (X_RUNプロセス内で) レポートの印刷ダイアログが表示され、それ以降、ダイアログは表示されずに選択されたプリンターがすべてのレポートに使われます。
WPPD=E (毎回)
ユーザーには、毎回 (X_RUNプロセス内で) レポートの印刷ダイアログが表示されます。
WPPD=A (自動的)
ユーザーには、初回に (X_RUNプロセス内で) レポートの印刷ダイアログが表示され、それ以降は最後に印刷されたレポートと特性が異なるレポートが印刷される場合のみダイアログが表示されます。違いを確認されるレポートの特性は、レポートの幅、ページの長さ、オーバーフロー行および記述の最終行です。
省略値は WPPD=Aです。
バッチ・モードのX_RUNコマンドにおいて、パラメータは、実際に指定された値にかかわらず、常にWPPD=D (省略値) として扱われます。これは、バッチ・モードのコマンドがユーザー・インターフェース (UI) にアクセスできず、したがって、ユーザーにプリンター・ダイアログを表示できないためです。