3.12.1 IBM i ファイルのロード
IBM iのファイル定義をロードするには、IBM iライブラリを検索して、ライブラリに存在するファイルのリストからファイル名を選択します。この検索には以下のような項目があります。
リモート・システム
検索するにはリモートIBM iシステムを選択します。システムはリモート・システムとして定義される必要があります。
ファイルを含むライブラリ
必須。
ロードされるファイルが存在するライブラリの名前を指定します。
テーブル名の全てもしくは一部
検索するファイル名のすべてまたはその一部を指定します。
ファイル名のすべてまたはその一部が指定されない場合は、ライブラリのすべてのファイルが検索結果にリスト表示されます。ライブラリに多数のファイルがある場合は、検索結果の表示にしばらく時間がかかることがあります。
検索結果
検索方法を指定して検索ボタンを押すと、一致したファイルのリストが表示されます。
検索結果リスト内に表示される各ファイルには、以下のものが含まれます。
· ファイルに論理ビューがある場合は、クリックできる展開ボタン。プラス記号(+)を表示している場合にこのボタンをクリックすると、ファイルの論理ビューが表示されます。マイナス記号(-)を表示している場合にクリックすると、論理ビューは非表示になります。ファイルを選択すると、ファイルに属すすべての論理ビューが有効になり、ロードのために選択することができます。
· チェックボックス。チェックボックスを選択して、ファイル定義をロードします。チェックボックスにチェックマークを付けるまでは、ファイルに属すすべての論理ファイルのチェックボックスは無効になったままです。フォームの下部のすべてを選択、すべてを解除および逆選択ボタンを複数の選択操作に使用できます。
· 定義が過去にリポジトリにロードされたことがあるかどうかを示す緑のチェックマークまたは赤の×印。
選択したファイルをロードするには、ツールバーの ロードボタンをクリックします。ロードの実行の前に、ロード オプションダイアログが表示されます。詳細については、「IBM i ロード・オプション」を参照してください。
ロード処理により警告またはエラーのメッセージが生成されると、警告またはエラーの三角形のマークが物理ファイルのチェックボックスの横に表示されます。この三角形のマークをクリックして、メッセージを表示します。
選択したすべてのファイルに対する警告またはエラーのメッセージ、または特定のファイルに固有ではない可能性があるメッセージにアクセスするには、ファイルのリストの上の検索結果テキストの横に表示される逆三角形のマークをクリックします。
また、ツールバーの メッセージボタンをクリックして、ロードに関するメッセージを表示することもできます。表示されたメッセージ・ダイアログからテキストをコピーして、別のファイルなどに貼り付けることができます。これは、ロードの問題についてLANSAのサポートに連絡する必要がある場合に役立ちます。
ファイル定義がロードされたら、ファイルを選択した後 プレビューボタンをクリックして、そのリポジトリの定義を確認することができます。
妥当性検査処理によってエラー・メッセージが生成されない場合は、 保存ボタンが有効になります。保存ボタンをクリックして、選択したファイル定義をLANSAリポジトリに保管します。
検索結果内のファイルの選択を変更すると、保存ボタンが無効になり、ロードを再度実行する必要があることに注意してください。
参照
『Visual LANSA開発者ガイド』の「外部ファイルの読み込み」