9.62 DOM_GET_NXT_DOCUMENT
DOM_SEARCH_DOCUMENTS組み込み関数を呼び出して作成したIDテーブルから1番目または次のノートIDを取得します。
IDテーブルから最初のドキュメントのノートIDを取得するには、引数の前ノートIDに0を設定します。何も設定しないと前回この組み込み関数を呼び出した時に戻された値が設定されます。
戻されたノートIDは、その後のDOM_OPEN_DOCUMENT、DOM_GET_ITEM、DOM_UPDATE_ITEM、DOM_UPDATE_DOCUMENT等の組み込み関数の処理で必要となります。
すべてのドキュメントに対する処理を完了する時は、DOM_END_SEARCH_DOCS組み込み関数を使用します。
各製品の対応
LANSA/AD |
使用可 |
Visual LANSA for Windows |
使用可 |
Visual LANSA for Linux |
未対応 |
引数
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
必須 |
ノートIDテーブル・ハンドル |
4 |
4 |
||
2 |
N |
必須 |
前ノートID: IDテーブルで最初のノートIDを取得するには0を設定します。何も設定しない場合は前回戻されたノートIDが設定されます。 |
1 |
15 |
0 |
0 |
戻り値
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
必須 |
戻りコード OK = 次のノートIDが正常に戻された EF = IDテーブルにこれ以上のノートIDはない ER = 次のノートIDを戻すときにエラーが発生した |
2 |
2 |
||
2 |
N |
必須 |
戻されたノートID |
1 |
15 |
0 |
0 |
例
次のDomino組み込み関数の例を参照してください。
技術ノート
この組み込み関数はLotus Notesの標準APIであるIDScanを使用します。この組み込み関数の使用に関するセキュリティと整合性の問題は、すべてLotus Notes APIを現在のプラットフォームで通常に使用したときに発生する問題によるものです。