9.81 EXPORT_OBJECTS
入力リストで指定されたすべてのLANSAオブジェクトに対して、LANSAのインポート・フォーマット・ファイルを作成します。
入力リストにはエクスポートするオブジェクトのタイプと名前が入っています(オプションで区画全体をエクスポートすることもできます)。リスト内の各オブジェクトについて、関連する内部テーブルの情報がLANSAインポート・フォーマットにアンロードされます。リストの各エントリーが処理されると、完了メッセージがexport.logファイルに書き込まれます。このファイルは一時ディレクトリに自動で作成/置換されます。メッセージには、オブジェクト定義のエクスポートが正常終了したかまたは失敗したかが示されています。定義が1つでも正常にエクスポートされなかった場合は、戻りコードに"ER"が設定されます。
移植性に関する考慮事項 |
この組み込み関数を使用して、開発ソースをLinuxプラットフォームへ(またはLinuxプラットフォームから)エクスポートすることはできません。 |
各製品の対応
LANSA/AD |
未対応 |
Visual LANSA for Windows |
使用可 |
Visual LANSA for Linux |
使用可 |
引数
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
1 |
L |
必須 |
内部データをエクスポートするためのオブジェクト作業リスト 形式: 開始 終了 説明 1 - 2 オブジェクト・タイプ 内容: WL = ウェブレット WC = Webコンポーネント(HTML) XC = Webコンポーネント(XML) 3 - 32 オブジェクト詳細 AA
の場合 DF
の場合 FD
の場合 PD の場合 PF
の場合 SV/
ウェブレットの場合 BI の場合 AT の場合 MT の場合 RM
の場合 WL の場合 WC、
XCの場合 注:メッセージIDがブランクの場合、メッセージ・ファイル言語のメッセージがすべて抽出されます。 |
32 |
32 |
||
2 |
A |
必須 |
エクスポート・ディレクトリ 注意:存在するディレクトリを指定する必要があります。 |
256 |
256 |
||
3 |
A |
任意 |
区画全体のエクスポート Y - 渡されたリストを無視し、区画のオブジェクトをすべてエクスポートする N - リストにエントリーされたオブジェクトをエクスポートする デフォルト = N |
1 |
1 |
||
4 |
A |
任意 |
既存ファイルに追加 Y - エクスポート・ディレクトリに既存のエクスポート・ファイルがあればエクスポート・データを追加する N - エクスポート・ディレクトリにエクスポート・ファイルがあれば置き換える デフォルト = Y |
1 |
1 |
||
5 |
A |
任意 |
システム定義のエクスポート(LX_F46/LX_F96) Y - システム定義をエクスポートする N - システム定義をエクスポートしない デフォルト - Y |
1 |
1 |
||
6 |
A |
任意 |
開発環境へエクスポート Y - 開発環境用の内部データを含める(例:RDMLソース) Linux プラットフォームにエクスポートする場合、Yに設定することはできません。 N - 開発環境用の内部データを含めない デフォルト - N |
1 |
1 |
||
7 |
A |
任意 |
ビルド状況のリセット Y - エクスポートされたオブジェクトのビルド状況をビルドおよびコンパイル・チェックへリセット N - ビルド状況をそのままエクスポート デフォルト - N |
1 |
1 |
||
8 |
List |
任意 |
ライブラリ・ディレクティブ・ファイルの代替 このリストは、区画とユーザー・ライブラリ情報をLXXLDFへ置き換えるための詳細を含む 1 - 4 言語を表示 |
195 |
195 |
||
9 |
A |
任意 |
サイレント・モード Y - ログ・ウィンドウを表示せずにエクスポート・オブジェクト定義を実行 デフォルト - N |
1 |
1 |
戻り値
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
A |
必須 |
戻りコード OK = エクスポートが完了した。エラーなし ER = エクスポート中にエラーが発生した |
2 |
2 |
技術ノート
開発環境へエクスポートとシステム定義のエクスポートのフラグによりエクスポートする情報量をコントロールします。開発環境へエクスポートをN(デフォルト)に設定した場合、実行に必要な定義だけがエクスポートされます。開発環境へエクスポートをYに設定した場合、さまざまなオブジェクトの定義がすべてエクスポートされます(例:ファンクションのRDML、ファイルのアクセス経路)。他に必要なすべてのオブジェクト(例:ファイルのフィールド)をエクスポートした場合、またはそれらのオブジェクトがエクスポート先の環境にすでに存在する場合、エクスポート先のシステムでオブジェクトの開発ができるようになります。
開発環境へエクスポートの設定がYのときだけエクスポートされる定義もあります。例えば、BIFやテンプレートなど、非開発環境では必要ないものです。
標準定義を開発環境へエクスポートする場合は、開発環境へエクスポートとシステム定義のエクスポートの両方をYに設定します。これで、BIF、テンプレート、RDMLコマンドなどの定義がすべてエクスポートされます。