9.148 MAIL_ADD_RECIPIENT

LANSA

9.148 MAIL_ADD_RECIPIENT


Þ 注:組み込み関数の規則

この電子メール処理組み込み関数を使用して、現在の電子メールの受信者の名前を追加します。

連続して呼び出すことで、受信者の内部リストを作成することができます。通常最低でも、"TO"クラスの受信者を少なくとも1人定義します。

各製品の対応

LANSA/AD

使用可

 

Visual LANSA for Windows

使用可

この組み込み関数を使用する前に「電子メール組み込み関数に関する注意」を参照してください。

Visual LANSA for Linux

未対応 

 

引数

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

A

必須

受信者クラス

値:

TO - 宛先
CC - コピー先
BCC - ブラインド・コピー先

2

3

 

 

2

A

必須

メッセージ受信者の表示名

1

255

 

 

3

A

任意

受信者のアドレス。このアドレスはプロバイダ特定のメッセージ配布データです。

1

255

 

 

戻り値

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

A

任意

戻りコード

OK:アクションが完了した

ER:エラーが発生した

2

2

 

 

技術ノート

·         受信者は、MAIL_START呼び出し直後には何も定義されていません。

·         ユーザーは、オプションの受信者アドレスに、アドレス帳に含まれていない受信者(つまりカスタム受信者)のアドレスを入力することができます。デフォルトの動作はメール・システムに特定されます。通常、MAPIではこのアドレスを次の形式で指定する必要があります。
<アドレス・タイプ>:<フル・アドレス>

    例:

Microsoft PC Mail:

MS:network/postoffice/mailbox

インターネット:

SMTP:[email protected]

·         I5/OSでは、表示名を指定した場合、表示名引数または送信者アドレス引数に、フル電子メール・アドレスを入力します(アドレス・タイプ接頭辞のSMTP:は任意です)。メールメッセージには最低でも1人の受信者が必要です。

·         MAIL_SEND組み込み関数を使用してメッセージを送信しない限り、電子メール定義の詳細は消えてしまいます。

·         エラーが発生した場合、電子メール定義の詳細はすべて破棄されてしまいます。処理を再開するには、MAIL_STARTを新たに呼び出す必要があります。

以下の例では、この関数だけが掲載されています。MAIL_STARTの例を参照してください。その例では、電子メール・メッセージの詳細がすべて定義されています。

注:テストで以下の例を使用する場合は、2番目の引数に有効な表示名、3番目の引数に有効な受信者アドレスを挿入する必要があります。

********** COMMENT(Set Recipient using TO argument)
********** COMMENT(may also set others for TO CC BCC)
lansaELSE
USE BUILTIN(MAIL_ADD_RECIPIENT) WITH_ARGS(TO '<-- name -->' 'SMTP:<-- recipient@address -->')
TO_GET(#LEM_RETC)