コード・フラグメントによる仮想フィールドの設定
コード・フラグメントは、RDML/Xコマンドのすべてはサポートしません。ユーザーはIf、Case、Dountil、Dowhile、Change、Assignなどに限りコード・フラグメントを作成できます。
コード・フラグメントには、実行時にファイル内のすべてのフィールドへの読み取り専用アクセス権があります。
以下の例では、PSLMSTファイルにSURNAME(姓)とGIVENAME(名)という2つのフィールドがあります。SURNAMEはA(20)でGIVENAMEもA(20)です。SURNAMEが"Smith "で、GIVENAMEが"John "の場合は、簡単な連結の仮想では、"Smith John "という結果を持つFULLNAMEという仮想フィールドが作成されます。
ここで、以下のコード・フラグメントを使用してみます。
#FULLNAME := #SURNAME.Trim + ', ' + #GIVENAME.Trim
この場合は、コード・フラグメントによる仮想フィールドのFULLNAMEには、"Smith, John"という結果が代入されます。