7.28.2 DLT_ENTRYについてのコメント/警告

LANSA

7.28.2 DLT_ENTRYについてのコメント/警告


·         DLT_ENTRYコマンドを使用すると、作業リストの実装を伴うため、パフォーマンス上不利になる場合があります。頻繁に使用する場合は、実稼働環境への移行前に、現実的なサイズのデータ・セットを使用してベンチマーク・テストを行ってください。これに代わる設計として、作業リストをキー付き作業リストに置き換えたり、最初の作業リストから別の作業リストを構築したりすることが考えられます。

·         DLT_ENTRYコマンドを使用すると、削除された項目に続くすべての項目番号が1つずつ小さくなります。これにより、特定項目の項目番号が静的であると想定されている場合に問題が生じることがあります。例えば、作業リストの項目に対して「ポインター」を使用し、リスト内の項目をSELECTLIST/ENDSELECT以外のループで処理する場合がこれに該当します。