9.218 STM_FILE_READ

LANSA

9.218 STM_FILE_READ


Þ 注:組み込み関数の規則

この組み込み関数によって、指定のストリーム・ファイルからデータを読み取ります。このストリーム・ファイルは、STM_FILE_OPENによってあらかじめ開いています。

LineTerminatorオプションを指定してストリーム・ファイルを開いている場合、指定の行終了文字までのデータがSTM_FILE_READアクションによって戻されます。

LineTerminator=NONEオプションを指定してストリーム・ファイルを開いている場合、指定の戻りデータ・ブロックに収まる量のデータが STM_FILE_READアクションによって戻されます。

関連する組み込み関数:STM_FILE_OPEN、STM_FILE_CLOSE、STM_FILE_WRITE、 STM_FILE_WRITE_CTL
Line Terminatorの使用については、「STM_FILE_OPEN」 を参照してください。

各製品の対応

LANSA/AD

使用可

Visual LANSA for Windows

使用可

Visual LANSA for Linux

使用可

引数

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

N

必須

データの読み取り元ファイルのファイル番号(ファイル・ハンドル)

この番号は、STM_FILE_OPENによってストリーム・ファイルに割り当てられています。

1

3

0

0

戻り値

番号

タイプ

必須/任意

記述

最小長

最大長

最小小数桁数

最大小数桁数

1

A

必須

戻りデータ・ブロック1

このデータ・ブロックの長さまでのデータが戻されます。

1

制限なし

 

 

2

A

任意

戻りコード

OK = データは読み取られ、戻された
ファイルを開くときに行終了文字が指定された場合、指定の終了文字までのデータが戻されています。
ファイルを開くときにLineterminator=NONEが指定された場合、指定のデータ・ブロックにデータが戻されています。

OV = データ・オーバーフロー
行終了文字が開くときに指定され、データ・ブロックに収まる量のデータが戻されていますが、この行に指定された終了文字に到達するまでにまだデータが存在します。後続のSTM_FILE_READによって、指定の終了文字までの残りのデータが戻されます。

EF = ファイルの終わりに到達した
読み取ろうとしたが、読み取れるデータがありません。戻りデータ・ブロックには、ブランクが戻されます。

ER = エラーが発生した

2

2

 

 

3

A

任意

戻りデータ・ブロック2

1

制限なし

 

 

4

A

任意

戻りデータ・ブロック3

1

制限なし

 

 

5

A

任意

戻りデータ・ブロック4

1

制限なし

 

 

6

A

任意

戻りデータ・ブロック5

1

制限なし

 

 

7

A

任意

戻りデータ・ブロック6

1

制限なし

 

 

8

A

任意

戻りデータ・ブロック7

1

制限なし

 

 

9

A

任意

戻りデータ・ブロック8

1

制限なし

 

 

10

A

任意

戻りデータ・ブロック9

1

制限なし

 

 

11

A

任意

戻りデータ・ブロック10

1

制限なし

 

 

「STM_FILE_OPEN」を参照してください。