8.22.1 WEB_MAPのパラメータ

LANSA

8.22.1 WEB_MAPのパラメータ


FIELDS

FOR

OPTIONS

FOR

FORパラメータには次の値の1つを指定することができます。

*INPUT

入力データ

*OUTPUT

出力データ

*BOTH

入力データと出力データの両方

*NONE

入力データでも出力データでもない。セッション状況の宣言に使用する

属性の指定がない場合、デフォルトの*INPUTが仮定されます。

FOR(*NONE)宣言が使われた場合、宣言されたフィールドとリストは、WEBROUTINEにも、WEBROUTINEからもマッピングされません。OPTIONS(*PERSIST)がFOR(*NONE)と共に指定された場合、そのように宣言されたフィールドとリストは、セッション・データの一部として維持されます。WAMレベル(つまりBEGIN_COM以後)でフィールドとリストをこのように宣言すると、そのフィールドとリストの値はWAM内のすべてのWEBROUTINEで利用できるようになります。さらに値はセッション・データの一部として(つまり複数のWEBROUTINE実行にまたがって)維持されます。

FIELDS

WEB_MAP内で使用されるフィールドの名前またはリストの名前を指定します。

このパラメータで指定されたすべてのフィールドはLANSAリポジトリに定義することができます。またWAMのDEFINE FIELDコマンドで定義することができます。

フィールドに割り当てる属性には以下のものがあります。

·         *INPUT - 入力を受け取るフィールド(例:HTMLテクノロジ・サービスの入力ボックス)

·         *OUTPUT - 出力を表示するだけのフィールド

·         *HIDDEN - 値は含まれるがディスプレイ上では非表示のフィールド

·         *PRIVATE - このフィールドまたはリストの値を使用することはできますが、XSLジェネレータはこの値をXSLのStylesheetに生成しません。この属性は、直接的に表示されたり入力を受け取ったりする以外の目的で使用されるフィールドやリストに便利です。例えば、ドロップダウン・ウェブレットでドロップダウン・ボックスの項目が含まれるリストに使用することができます。ただし、この属性が指定されたフィールドにブラウズ・リスト・テーブルは生成されません。

·         *INLINE - XSLTの代わりにインライン・パーサーを使用してリストを生成します。BEGIN_COMのINLINEパラメータでWAMのデフォルトがINLINEに設定されている場合は必要ありません。

·         *NOINLINE - インライン・パーサーの代わりにXSLTを使用してリストを生成します。BEGIN_COMのINLINEパラメータでWAMのデフォルトがINLINEに設定されている場合のみ必要になります。

OPTIONS

OPTIONSパラメータには次の値を指定することができます。

*PERSIST

Webセッション期間中に、フィールドまたはリストをWEBROUTINE実行にまたがって利用できるように、データを保持または持続することを宣言します。

OPTIONS(*PERSIST)宣言に加えて、WEBROUTINEの初期SessionStatusをアクティブに設定する必要があります。これには、WAMに対してSessionStatusを設定する方法、または個々のWEBROUTINEに対してOnEntry(*SessionStatus_Active)キーワードを設定する方法があります。このような方法で、SessionStatusをアクティブに設定することにより、WEBROUTINEが実行を開始する前に、WEBROUTINEはセッション状態をロードするようになります。