8.25 関数ライブラリ
組み込みファンクションを使用する代わりに、関数ライブラリをインポートすることも可能です。関数ライブラリは、MthRoutineコマンドで定義した一連のルーチンを含んだコンポーネントです。関数ライブラリのルーチンは、式の中で使用できます。
関数ライブラリには以下のものがあります。
文字列 |
#PRIM_LIBS |
数字 |
#PRIM_LIBN |
日付と時間 |
#PRIM_LIBD |
*VARIANT |
#PRIM_LIBV |
文字列、数字、日付、および時刻の場合、関数ライブラリよりも組み込みファンクションを使用した方が簡単です。
*VARIANTタイプのオブジェクトを処理するには、バリアント関数ライブラリ#PRIM_LIBVを使用する必要があります(「バリアントの処理」を参照してください)。
関数ライブラリ・メソッドを使用する場合は、構文が異なります。
以下はUppercaseメソッドの例です。
#Subject.Uppercase()
これは以下のように指定できます。
Uppercase( Subject )
関数ライブラリをRDMLXオブジェクトに導入するには、FUNCTIONステートメントの直後にIMPORTコマンドを指定します。例えば、以下のようになります。
Function Options(*DIRECT)
* Import the variant library #prim_libv.
Import Libraries(#PRIM_LIBV)
関数ライブラリをインポートすると、そのライブラリに定義されているルーチンを式の中で使用できるようになります。
参照