14.10 @@MAK_LSTSコマンド
@@MAK_LSTSコマンドは、ユーザーが選択したフィールドからリストを作成するために使用します。作成されるリストは、このコマンドの実行前に自動的にクリアされます。
ユーザーには、必要なすべてのフィールドを選択するためのフィールド選択リスト(指定された他のリストから作成)が表示されます。フィールドの選択および事前選択の方法は、INTO_LSTSパラメータで決まります。FORCE_LSTSパラメータが指定されている場合、ユーザーは、このリスト内のフィールドをすべて選択する必要があります。
必須/省略可
@@MAK_LSTS ---- FROM_LSTS ----- nn --------------------------->
| |
-- 最大5 --
-----------------------------------------------------------------
任意指定
>--- FORCE_LSTS ---- nn --------------------------->
>--- INTO_LSTS -- nn -- 欄見出し1 -- 欄見出し2 ---->
| |
| |
|-- 欄見出し3 -- *YESNO -- *NO ---->
| *SEQUENCE *ALL |
| *FORCE |
--------- 最大2 -------------------
>--- HELPIDS ---- ヘルプ・パネル識別子 ----------|
| |
-------- 最大10 -----------
パラメータ
選択のためのフィールド・リストを作成する基となるリスト番号を指定します。これらのリスト番号は、@@RTV_FLDSまたは@@MAK_LSTSコマンドによって事前に作成されている必要があります。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。
ユーザーが選択すべきすべてのフィールドが保持されたリスト番号(事前に@@RTV_FLDSまたは@@MAK_LSTSコマンドで作成)を指定します。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。
選択されたフィールドから作成するリストを指定します。このパラメータは以下の部分から成ります。
· リスト番号 - 作成するリスト番号を指定します。この番号として、1文字または2文字の数値、あるいは2文字の索引名を指定できます。索引名を指定すると、このコマンドで現在の索引値が置き換えられます。索引の設定および使用については、@@SET_IDX、@@INC_IDX、@@DEC_IDX、@@CMP_IDXコマンドのセクションを参照してください。このリストは、このコマンドの実行前に自動的にクリアされます。
· 欄見出し1 - このフィールド選択列の上に表示する欄見出し行1を指定します。
· 欄見出し2 - このフィールド選択列の上に表示する欄見出し行2を指定します。
· 欄見出し3 - このフィールド選択列の上に表示する欄見出し行3を指定します。
· フィールド選択方法 - *YESNOまたは*SEQUENCEのいずれかによって、ユーザーが必要なフィールドを選択する際に使用できる方法を指定します。*YESNO (デフォルト)を選択した場合、ユーザーは、選択列に任意の非ブランク文字を配置することによって任意のフィールドを選択できます。事前に選択されているフィールドの選択列は"Y"になります。*SEQUENCEを選択した場合、ユーザーは、選択したフィールドを結果のリストに配置する順序を指定できます。この順序番号は10進数(4,1)フィールドです。事前に選択されているフィールドの選択列には、10ずつ増加する順序番号が設定されます。
· 事前選択フィールド - *NO、*ALL、または*FORCEのいずれかによって、リスト内でフィールドを事前に選択された状態にするかどうかを指定します。*NO (デフォルト)を選択した場合、どのフィールドも事前に選択されません。*ALLを選択した場合、すべてのフィールドが事前に選択されます。*FORCEを選択した場合、FORCE_LSTSリスト内のすべてのフィールドが事前に選択されます。
このアプリケーション・テンプレートで使用する最大10個のヘルプ・パネル識別子を指定します。これらのヘルプ・パネルは、ユーザーが[ヘルプ]ファンクション・キーを押したときに、全画面のヘルプとして表示されます。
例
以下は、@@MAK_LSTSコマンドの例です。
例1:一次ファイル内の更新できないフィールドを選択するようユーザーに要求します。フィールドの選択は、任意の非ブランク文字で行えます。
@@MAK_LSTS FROM_LSTS(2) INTO_LSTS((5 'Fields that' 'Cannot be'
'Updated' *YESNO *NO)) HELPIDS(HELP010 HELP020)
例2:データ入力パネルに表示するフィールドを選択するようユーザーに要求します。ファイルのキーは強制的に選択されます。フィールドは、順序番号で順序を設定することができます。また、すべてのフィールドは事前に選択されています。
@@MAK_LSTS FROM_LSTS(1) FORCE_LSTS(3) INTO_LSTS((4 'Fields to'
'Appear on' 'Add Panel' *SEQUENCE *ALL))