9.188 RANDOM_NUM_GENERATOR
0〜1の乱数を返します。
各製品の対応
LANSA/AD |
使用可 |
RDMLXのみで使用可能 |
Visual LANSA for Windows |
使用可 |
|
Visual LANSA for Linux |
使用可 |
引数
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
N |
任意 |
ストリーム索引 |
1 |
2 |
0 |
0 |
2 |
N |
任意 |
シード |
1 |
10 |
0 |
0 |
戻り値
番号 |
タイプ |
必須/任意 |
記述 |
最小長 |
最大長 |
最小小数桁数 |
最大小数桁数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
N |
必須 |
0〜1の乱数 |
1 |
63 |
1 |
63 |
技術ノート
· デフォルトでは、組み込み関数RANDOM_NUM_GENERATORは常に0〜1の乱数を返します。また、上級ユーザー向けに、100個の独立した乱数ストリームを提供します。この場合、1つのストリームから乱数を取り出しても、別のストリームから取り出した乱数のシーケンスには影響しません。各ストリームは、範囲[0,99]の任意指定の「ストリーム索引」によって参照します。ストリーム索引を指定しない場合は、デフォルトでストリーム0が使用されます。
· デフォルトでは、組み込み関数RANDOM_NUM_GENERATORは、ストリームを最初に参照したときの現在のシステム時刻から各ストリームにシードを指定(すなわち、初期化)します。また、上級ユーザー向けに、ストリームにシードを指定(すなわち、初期化)するための任意指定のシード値を受け入れます。これは、同じ乱数のシーケンスを何度も繰り返す場合に便利です。
例
デフォルト・ストリーム(0)から次の乱数を取得します。
Use Builtin(RANDOM_NUM_GENERATOR)
To_Get(#x_dec)
ストリーム23から次の乱数を取得します。
Use Builtin(RANDOM_NUM_GENERATOR) With_Args(23)
To_Get(#x_dec)
ストリーム42にシード値12345を指定します。ストリームにシードが指定されるため、常に同じ乱数値が返されることに注意してください。
Use Builtin(RANDOM_NUM_GENERATOR) With_Args(42 12345)
To_Get(#x_dec)
デフォルト・ストリーム(0)にシード値56789を指定します。
注:ストリームにシードが指定されるため、常に同じ値が返されます。
Use Builtin(RANDOM_NUM_GENERATOR) With_Args(*DEFAULT
56789) To_Get(#x_dec)