3.3.2 JSMCMDおよびJSMCMDX
JSMCMDまたはJSMCMDXは、サービスをロードおよびアンロードする場合や、サービスでサポートされるコマンドを実行する場合に使用されます。JSMCMDまたはJSMCMDXは、JSMOPENが正常に完了してからでないと実行できません。
JSMCMDXはILEクライアントに対してのみ使用できます。JSMCMDXを使用すると、変数の内容をコマンド文字列とともに送信できます。サービス・プログラマは、JSMCMD getByteArray()メソッドを使用して、この変数バイト配列(JSMCMDXで送信される)のコピーを利用します。
例
byte[] clientData = command.getByteArray() ;
2つのAPIは、JSMサービスで返されるバイト配列を取得する場合に使用されます。この配列には、サービスに応じてフィールドや作業リストも含まれる場合があります。JSMBYTELNGTHは、最後に返されたバイト配列の長さをバイト長パラメータに配置します。JSMBYTERECVは、バイト配列の内容を変数パラメータにコピーします。
バイト配列パラメータは、受信したバイトを入れるのに十分な大きさでなければなりません。
C |
CALLB |
'JSMBYTERECV' |
C |
PARM |
Details |
|
JSMCMDX APIで送信されるコマンド文字列は、クライアント・エンコーディングからUnicodeに変換されます。
バイト配列は変換されず、未処理のサービスに渡されます。
RPGを使用する単一または複数のオカレンス・データ構造を送信するには、「RPGデータ構造」を参照してください。
サービスがロードされると、サービスに対するコマンドが実行されます。サービスの使用が終わると、そのサービスはアンロードされます。一度にロードできるサービスは1つだけです。「コマンド」を参照してください。
JSMCMDXまたはJSMCMDXのAPIには、以下のコマンドやキーワードが数多くあります。
コマンド・サービスの詳細については、「Java Service Managerサービス」を参照してください。