6.3.4 ネイティブIBM i クラス
IBM i データ・オブジェクトに直接アクセスできるように複数のクラスが開発されています。
これらのクラスは、JSMとは別にして、jsmnative.jarファイルに配置されます。
Data Queueクラス、Message Queueクラス、およびUser Spaceクラスでは、IBM i サービス・プログラムを使用します。
DataQueueクラスにより、サービス・プログラムはデータ待ち行列のメッセージを消去、送信、受信できます。
このクラスは、ネイティブIBM i サービス・プログラムJSMDTAQを使用します。
MessageQueueクラスにより、サービス・プログラムは情報テキスト・メッセージをメッセージ待ち行列に送信できます。
このクラスは、ネイティブIBM i サービス・プログラムJSMMSGQを使用します。
UserSpaceクラスにより、サービス・プログラムは、ユーザー・スペースの作成、読み取り、書き込みを行うことができます。
このクラスは、ネイティブIBM i サービス・プログラムJSMUSRSPCEを使用します。