パートB. サービス・エントリーの定義
定義したWebサービスのWebサービス要求を処理するためにどのLANSAファンクションや他のプログラムを使用するかをJSMDirectに伝えるサービス・エントリーを作成する必要があります。
1. LANSA Integratorスタジオの[スタジオ ワークスペース]タブに切り替えます。
2. [サービス]フォルダーを展開します。以前の演習のサービス・エントリーが定義されています。
3. 必要なサービスを選択して右クリックし、コンテキスト・メニューを開きます。
4. コンテキスト・メニューで[サービスを開く]を選択します。
これで、[Direct サービス]タブが開きます。このタブには、テーブルDC@W29(IBM i JSMサーバーの場合)またはDC_W29.txt (Windows JSMサーバーの場合)の現在のエントリーが表示されます。
5. 新しいエントリーを作成する必要があります。空いているスペースで右クリックし、コンテキスト・メニューで[新規作成]を選択して[Direct エディタ]を開きます。
6. [Direct エディタ]で、Webサービスを接続するサービス・エントリーの詳細を入力します。このチュートリアルの場合、以下のように入力します。
[サービス] |
IIIEMPLOYEESERVER |
[ホスト] |
*DEFAULT |
[プロセス] |
iiiPRO08 |
[ファンクション] |
iiiFN11 |
[区画] |
DEM |
[言語] |
Eng |
[プログラム] |
ブランクのままにしてください。3GLプログラムがビジネス・ファンクションに使用される場合は必要です。 |
[WSDLパス] |
この場合はブランクにします。(外部ユーザーなし)。 |
RDMLXチェックボックスにチェックを入れます。iiiFN11はRDMLXファンクションになり、X_RUNにより実行することができます。
7. 入力を終えたら[OK]を押してサービス・エントリーの詳細を保存します。
8. 再度[OK]を押します。
LANSA Integratorスタジオに戻ります。LANSA IntegratorスタジオにはJSMDirectサービス・リストのサービス・エントリーが表示されます。
9. [Direct サービス]タブを閉じるには、右クリックしてコンテキスト・メニューで[閉じる]を選択します。
LANSA IntegratorのSOAPサーバー・ソリューションのバインディングが完了しました。作成した内容と、LANSA Integratorによって生成された内容は、プロトコルとフォーマットのすべての詳細を処理する際に必要なコードになります。これは、Webサービス要求を受け入れてその要求に応答する場合やパラメータを解凍して取り出す場合、およびSOAP応答を作成する場合に使用されます。この操作をサポートするビジネス・ロジックを構築します。