1.1.3 JSMDirectとは
JSMDirectは、Java Service ManagerへのHTTP拡張です。
JSMDirectにより、Java Service Managerを使用するLANSAまたは3GLアプリケーションはB2BトランザクションのWebサービスに参加できます。
LANSAまたは3GLアプリケーションは、単一エントリー・ポイントのCGIプログラムから実行されます。
JSMDirect CGIプログラムは、HTTP要求を読み込み、HTTP応答を送信します。
例えば、ブラウザーが以下を要求するとします。
http://mycompany/cgi-bin/jsmdirect?orderentry
JSMDirectにより、JSMへのデータ転送はアプリケーション開発者に対して透過的になるため、アプリケーション開発が大幅に簡素化されます。例えば、双方向XMLアプリケーションを作成する場合、顧客はXMLドキュメントを送信します。JSMDirectを使用すれば、XMLドキュメントを顧客から送信でき、LANSAファンクションはそのドキュメントを受信して処理し、応答を送信するように実行されます。
Java Service Managerでは、LANSA for the Webを使用する必要はありません。XML解析と翻訳は、Java Service Managerから直接サポートされます。
LANSAアプリケーションをJSMDirectで実行する場合の詳細については、「Java Service ManagerのHTTP拡張」を参照してください。