まとめ
重要な考察事項
· 構成ファイル内のサーバー・プログラムIDは、JSMがファイルDC@W29を参照しながらサーバー側プロセス/ファンクション、区画、言語へと解読する論理値です。
· CSVファイルに列見出し情報が含まれていない場合、SVMODEは*NONEでなければなりません。SVMODEが*NONEであれば、SVHEADキーワードを使用して、HTTPService.propertiesファイル内にCSVファイル形式を指定することができます。SVHEADを使用しない場合は、データを受け取るための作業リスト形式が、CSVファイルの形式に一致していなければなりません。
· CSVファイルに列見出し情報が含まれている場合、SVMODEは*USEか*IGNOREに指定できます。モードが*USEの場合、CSVファイル内の列見出しはLANSAフィールド名でなければなりませんが、作業リストの形式がCSVファイルの形式に一致している必要はありません。
· モードが*IGNOREの場合、CSVファイル内の列見出しには何を指定しても構いませんが、作業リストの形式はCSVファイルの形式に一致していなければなりません。
· 実行時に、LANSAユーザー・エージェントを開始して構成ファイルを指定し、処理するデータ・ファイルを指定し、サーバーから応答を受け取るローカル・ファイルの名前を送信して指定する際のユーザー・アクションを、1つの.batファイルにまとめて自動化することができます。
· データとしてExcel表計算ソフトなどの形式を扱うようにLANSA User Aentを構成することができます。これらの形式は、送られる前にCSVに変換されます。これらの形式を処理する際、サーバー側ファンクションを変更する必要はありません。
ヒントとテクニック
· サーバー上のファイルを受信する際のSVMODEは、CSVデータの形式によって決定します。
· 各自のPCにインストールされたWindows WebサーバーとJSMサーバーを使用してテストする場合、host=http://nnn.nnn.nnn.nnn:ppを指定するときにhost=http://localhost:80のホスト・アドレスを使用できます。
· LANSAユーザー・エージェントは、Excel表計算ソフトへのデータの保存もサポートしています。
これまでの学習内容
· ユーザー・エージェントを使用して、IBM i で実行しているファンクションとの間でデータを送受信する方法
· HTTPクライアント・サービスを使用して、JSMコマンドSENDおよびRECEIVEをサーバー側ファンクションで使用する方法
· サーバー側でファイルを受信する際のさまざまなモードの使い分け