ステップ4. iiiFN07サーバーのアウトバウンド(応答)バインディングを作成する
このステップでは、XMLバインディングウィザードを使用して、アウトバウンド応答バインディングiiiPRO05_response.jarを作成します。このjarファイルは、サーバーのアウトバウンドXMLをバインドしてクライアントに送信します。LANSAフィールドからXML応答ドキュメントへのマッピングを定義します。
1. プロジェクト・タブでXML List Responseソリューション・グループを選択して、右クリック・メニューの[ソリューションの新規作成]オプションを使用すると、ダイアログが表示されます。
a. [ツール]ドロップダウンで[XMLバインディングウィザード]を選択します。
b. [グループ]ドロップダウンでは、XML List Responseが選択されています。
c. [ファイル]入力フィールドにiiiPRO05_responseと入力します。確認ダイアログで[OK]、[はい]をクリックします。
2. 新しいXMLバインディング・プロジェクト・パネルが表示されます。ソースXMLファイルを選択するには、[参照]ボタンをクリックします。[開く]ダイアログが表示されます。
3. iiiPRO05_response.xmlファイルをダブルクリックして選択します。XMLバインディングウィザードのメイン・ウィンドウが表示されます。パッケージ名をcom.iiicompany.service.xmlに変更します。
4. [アウトバウンド]チェックボックスをチェックします。[アウトバウンド]タブがウィンドウの下部に表示されます。
5. アウトバウンド・マッピングは、インバウンド・マッピングとほぼ同じです。異なるのは、ルート・タグの命名と、リスト内の記述ノードの追加のみです。
a. [アウトバウンド]タブを選択します。
b. ルート・タグDepartmentListResponseを右クリックします。ポップアップ・メニューで[フラグメント]を選択します。
c. ReverseStringタグを右クリックして、ポップアップ・メニューで[編集]を選択します(またはこのタグをダブルクリックします)。
d. [フィールド属性]ダイアログで、[名前]にSTD_TEXTSと入力して[OK]をクリックします。
e. いずれかのDepartmentタグを右クリックして[リスト]を選択します。
f. Departmentタグを展開すると、そのサブタグが表示されます。いずれかのCodeタグを右クリックするかダブルクリックして編集します。
g. [フィールド属性]ダイアログで、[名前]にDEPTMENTと入力して[OK]をクリックします。
h. いずれかのDescriptionタグを右クリックするかダブルクリックして編集します。
i. [フィールド属性]ダイアログで、[名前]にDEPTDESCと入力して[OK]をクリックします。
XMLアウトバウンド・バインディングは以下のようになります。
6. XMLマッピングが完了しました。ここで、アウトバウンド応答サービスを生成してコンパイルします。[プロジェクト]メニューを選択して[ビルド]オプションを選択します。
7. [ファイル]メニューで[上書き保存]オプションを選択します。[はい]をクリックしてプロジェクトを保存します。
8. XMLバインディングウィザードを終了します。