7.23.2 XMLバインディング・プロジェクトの作成

LANSA Integrator

7.23.2 XMLバインディング・プロジェクトの作成


1.   [プロジェクト]の[ソリューション]ノードで[ソリューションの新規作成]メニュー・アイテムを選択します。

2.   [XMLバインディング ウィザード]ツールを選択し、プロジェクト・ファイルを入れるグループ・フォルダーを入力または選択します。

3.   プロジェクトのファイル名を入力します。拡張子「.xml.prj」が自動で追加されます。

4.   続行するには[OK]ボタンを押します。

5.   サンプルXMLファイルを検索するには[参照]ボタンを押します。

6.   [OK]ボタンを押してプロジェクトを作成します。

7.   プロジェクトがインバウンド・マッピングとアウトバウンド・マッピングのどちらか、またはその両方かを選択します。

      通常、[ロケール]フィールドはブランクにしておきますが、XMLエレメントまたは属性に特定のロケールでフォーマットされた数字が含まれている場合は、このロケールを入力して、このエレメントや属性の[数字フォーマット]オプションにチェック設定を付けます。

      JavaScriptファンクションを使用して値のフォーマットを行う場合、ファンクションが含まれるJavaScriptファイルを[スクリプト]フィールドに指定する必要があります。この操作を実行する場合の注意については、「JavaScriptファンクションの例」を参照してください。

8.   [インバウンド]タブを選択してエレメントと属性をマッピングします。

      エレメントおよび属性ノードを設定すると、データを各種の方法で受信して処理できます。

      各種のアイコンがノードの種類を表します。

エレメント

選択されたエレメント

フィールド名を持つ選択されたエレメント

属性

選択された属性

フィールド名を持つ選択された属性

リストとして設定されたエレメント

フラグメントとして設定されたエレメント

9.   選択したノード上で右クリックしてポップアップ・メニューを表示します。使用可能になるメニュー アイテムは選択されたノードによって変わります。リポジトリ・ビューアを使用して、LANSAフィールド名をノードにドラッグ・アンド・ドロップすることができます。

10. Enterキーまたは[編集]メニュー・アイテムを押して、バインディング・フィールド属性を割り当てます。

11.  JavaScriptファンクションを使用してXML値をフォーマットする必要がある場合、ファンクションと値のキーワードを入力します。値のキーワードはJavaScript EngineにXML値を使用するように指示します。静的な値をパラメータとして渡すことができます。

      以下の例では、フォーマット・パターンが渡されています。ファンクション・スクリプトにブランクを入れることはできますが、パラメータの解析を成功させるには、スタティックな値の直後にコンマを入れる必要があります。

12. [ビルド]ボタンを押してサービスを生成し、コンパイルします。このサービス・クラスはjarファイルに追加されます。

      生成されたコードとコンパイルされたクラスはすべてcompileサブディレクトリに置かれます。

      サービス・プロパティを含むファイルがソリューション・ディレクトリに作成され、サンプルはsamplesサブティレクトリに作成されます。