5.8.8 SEND
SENDコマンドは、リモートHTTPクライアント・プログラムに応答として返すXML内容を作成する場合に使用されます。
このサービスのSENDコマンドが実行されると、以下のステップが行われます。
サービスは、このUnicodeデータを保管する必要があるかどうかを判断します。
サービスはCONTENTキーワードの値を使用して、HTTPプロトコルの内容タイプの値を決定します。
· 内容の値を使用できない場合、ハンドラーはapplication/xmlを省略値にします。
· 内容の値が*XMLの場合、内容タイプはapplication/xmlになります。
· 内容の値が*TEXTXMLの場合、内容タイプはtext/xmlになります。
サービスは、リモート・クライアントに返すHTTP応答を作成します。
オプションのUAFILEキーワードとUAPATHキーワードを使用して、内容の推奨パスとファイル名をリモート・クライアント・プログラムに通知することができます。LANSA Integratorユーザー・エージェントは、これらのファイル名とパス名を、応答パネルの保存ポップアップ・メニューに追加します。
カスタムのCORS応答を送信するには、SET PROPERTYコマンドを使ってHTTP応答プロパティを設定します。また、SEND RESPONSE(*EMPTY)は空のコンテンツを送信します。
構文:
コマンド |
キーワード |
値 |
コマンド/キーワード/値に関する開発担当者メモ |
SEND |
ARCHIVE |
任意。「ARCHIVE」を参照してください。 | |
CONTENT |
任意。「CONTENT」を参照してください。 | ||
ENCODING |
任意。「ENCODING」を参照してください。 | ||
UAPATH |
値 |
任意。ユーザー・エージェント保存応答パス | |
UAFILE |
値 |
任意。ユーザー・エージェント保存応答ファイル | |
UACACHE |
値 |
任意。キャッシュ制御最大期間 | |
UADISPOSITION |
値 |
任意。内容処理のファイル名 | |
CHARSET |
*YES |
任意。charset属性を含めます。 | |
*NO |
charset属性を含めません。 | ||
*TEXT |
省略値。内容がテキストの場合、charset属性を含めます。 | ||
RESPONSE |
*CORS |
任意。クロス・オリジン・リソース共有(CORS)の応答を送信します。 | |
*EMPTY |
コンテンツが空の応答を送信します。 |