InboundFile
InboundFileハンドラーは、ファイルの送受信に使用されます。
ポストされたHTTP内容は、指定したファイルに直接保存されます。
コマンド |
キーワード |
値 |
コマンド/キーワード/値に関する開発担当者メモ |
RECEIVE |
HANDLER |
InboundFile | |
TO |
値 |
必須。内容を受信するファイル・パス | |
APPEND |
*YES |
任意。既存のファイルに内容を追加します。 | |
*NO |
省略値 |
例
RECEIVE HANDLER(InboundFile) TO(/image-upload/photo.jpeg)
このコンテンツ・ハンドラーのSENDコマンドが実行されると、以下のステップが行われます。
内容タイプを決定し、指定したファイルを読み込み、内容をHTTP応答として送信します。
CONTENTキーワードがない場合、内容タイプはJava Activation FrameworkのFileTypeMapで決まります。これはファイル拡張子/MIMEタイプの関連付けです。
HTTPサーバーがMIXED出力モードのIBM IBM i で、選択された内容タイプがtext/で始まる場合、エンコーディングを使用してファイルのバイト内容をUnicodeに変換し、CGI-EBCDIC-CCSIDプロパティの値を使用してバイトに変換し直します。
HTTPサーバーがBINARY出力モードであるか、内容タイプがtext/で始まらない場合、ファイル内容は変更されずに送信されます。
構文:
コマンド |
キーワード |
値 |
コマンド/キーワード/値に関する開発担当者メモ |
SEND |
HANDLER |
InboundFile | |
FILE |
値 |
必須。内容のファイル・パス | |
UAPATH |
値 |
任意。ユーザー・エージェント保存応答パス | |
UAFILE |
値 |
任意。ユーザー・エージェント保存応答ファイル名 | |
UACACHE |
値 |
任意。キャッシュ制御最大期間 | |
UADISPOSITION |
値 |
任意。内容処理のファイル名 | |
ENCODING |
任意。「ENCODING」を参照してください。 | ||
CONTENT |
任意。「CONTENT」を参照してください。 | ||
CHARSET |
*YES |
任意。charset属性を含めます。 | |
*NO |
charset属性を含めません。 | ||
*TEXT |
省略値。内容がテキストの場合、charset属性を含めます。 |
例
SEND HANDLER(InboundFile) FILE(…)