SEARCH
このコマンドを使用して、LDAPサーバーのエントリーを検索します。
必須
SEARCH ---------- DN --------------エントリー名------------------>
>-- SCOPE ----------- *SUB ------------------------>
*ONE
*BASE
任意
>-- FILTER ---------- *NONE -----------------------|
値
キーワード
DN |
このキーワードは、検索するベースDNの定義に使用されます。 このキーワードは必須です。 |
SCOPE |
このキーワードは、検索するエントリーのスコープ(範囲)を定義します。 以下の3つの値が可能です。 · *SUB - ベースDNとそのサブツリー内の全エントリーに対して検索を実行します。 · *ONE - ベースDNの下のエントリーに対して検索を実行します。 · *BASE - ベースDNのみに対して検索を実行します。 *SUBが省略値です。 このキーワードは任意です。 |
FILTER |
このキーワードを使用して、この検索条件のフィルターを指定できます。 省略値は*NONEです。 このキーワードは任意です。 |
リストと変数
アプリケーションでは、SEARCHコマンドが取得されたDN値を渡す際の作業リストを指定する必要があります。作業リストには以下のようにフィールドが1つ含まれていなければなりません。
· このフィールドは必須です。取得された各DNのDN値が含まれます。
推奨されるフィールド長:フィールドは、LDAPサーバーのDN値を入れるのに十分な長さを確保する必要があります。フィールドは文字になります。
この機能については以下の例を参照してください。RDML、RDMLX、または3GLアプリケーションのサービス・コマンドに作業リストを指定する方法については、「Java Service Managerクライアント」を参照してください。
例
RDML
DEFINE FIELD(#DN) TYPE(*CHAR) LENGTH(050)
DEF_LIST NAME(#WRKLST) FIELDS(#DN) TYPE(*WORKING)
CHANGE FIELD(#JSMCMD) TO('''SEARCH DN(o=ibmteldir) FILTER(objectclass=person) SCOPE(*SUB) SERVICE_LIST(DN)''')
USE BUILTIN(JSM_COMMAND) WITH_ARGS(#JSMCMD) TO_GET(#JSMSTS #JSMMSG #WRKLST)
RDMLX
Define Field(#DN) Type(*CHAR) Length(050)
Def_List Name(#WRKLST) Fields(#DN) Type(*Working)
#JSMCMD := Search DN(o=ibmteldir) Filter(objectclass=person) Scope(*SUB) Service_List(DN)'
Use Builtin(JSMX_COMMAND) With_Args(#JSMHND #JSMCMD) To_Get(#JSMSTS #JSMMSG #WRKLST)
ILE RPG
c eval jsmcmd = 'search'
c + ' DN(o=ibmteldir)'
c + ' filter(objectclass=person)'
c + ' scope(*sub)
c + ' service_list(DN)
c callp p_jsmcmd(jsmcmd:jsmsts:jsmmsg;wrklst)