GET
このコマンドはLDAPエントリーの取得に使用されます。
GET ------------- DN --------------エントリー名------------------>
任意
>-- ATTRIBUTES ------ *ALL ------------------------|
属性名
キーワード
DN |
検索するエントリーの識別名(DN)を指定します。 このキーワードは必須です。 |
ATTRIBUTES |
このキーワードは、返される属性を指定します。*ALL (すべての属性を返す)、または属性名のコンマ区切りリストを指定できます。 省略値は*ALLです。 このキーワードは任意です。 |
リストと変数
アプリケーションでは、GETコマンドが取得された属性を返す場合の作業リストを指定する必要があります。作業リストには、以下のように1つまたは2つのフィールドを含める必要があります。
· 最初のフィールドは必須です。取得された各属性の属性名が含まれます。
推奨されるフィールド長:フィールドは、LDAPサーバーの最大長の属性名を入れるのに十分な長さを確保する必要があります。フィールド長は文字になります。
· 2番目のフィールドは任意です。指定する場合、その中には取得された各属性の属性値が含まれます。
推奨されるフィールド長:フィールドは、LDAPサーバーの最大長の属性値を入れるのに十分な長さを確保する必要があります。フィールド長は文字になります。
この機能については以下の例を参照してください。RDML、RDMLX、または3GLアプリケーションのサービス・コマンドに作業リストを指定する方法については、「Java Service Managerクライアント」を参照してください。
例
RDML
DEFINE FIELD(#ATNAME) TYPE(*CHAR) LENGTH(050)
DEFINE FIELD(#ATVALUE) TYPE(*CHAR) LENGTH(050)
DEF_LIST NAME(#WRKLST) FIELDS(#ATNAME #ATVALUE) TYPE(*WORKING)
CHANGE FIELD(#JSMCMD) TO('''GET DN(cn=John, cn=users, o=ibmteldir) ATTRIBUTES(*ALL) SERVICE_LIST(ATNAME,ATVALUE)''')
USE BUILTIN(JSM_COMMAND) WITH_ARGS(#JSMCMD) TO_GET(#JSMSTS #JSMMSG #WRKLST)
RDMLX
Define Field(#ATNAME) Type(*CHAR) Length(050)
Define Field(#ATVALUE) Type(*CHAR) Length(050)
Def_List Name(#WRKLST) Fields(#ATNAME #ATVALUE) Type(*Working)
#JSMCMD := 'Get DN(cn=John, cn=users, o=ibmteldir) Service_List(ATNAME,ATVALUE)'
Use Builtin(JSMX_COMMAND) With_Args(#JSMHND #JSMCMD) To_Get(#JSMSTS #JSMMSG #WRKLST)
ILE RPG
c eval jsmcmd = 'get'
c + ' DN(cn=John, cn=users, o=ibmteldir)'
c + ' attributes(*all)'
c + ' service_list(atname,atvalue)'
c callp p_jsmcmd(jsmcmd:jsmsts:jsmmsg;wrklst)